世界中の投資家が注目しているといっても過言ではない、
米連邦公開市場委員会(FOMC)が、
いよいよ本日17日から開催されます。
そして、明日18日には政策金利が発表されるわけですが、
今回利下げが行われることはほぼ確実とされており
焦点となっているのは利下げ幅です。
ロイター通信によると、
今回は0.25%の利下げを行う公算が大きいようで
一部で取りざたされている0.50%については、
依然としてインフレ懸念が完全に払しょくされていない。
との理由で行わないのではという見解のようです。
とはいえ実際に蓋を開けてみないとわからないわけですが、
マーケットはご承知の通り噂で動いていくものなので
為替市場ではかなり動きが出ています。
こうしてみると面白いのが、
以前はドルインデックスが下落をしていたとしても
なかなかドル円は下落してこなかった時期が長かったわけですが、
直近の動きだけを見ると
ドルインデックスの下落に対して
ドル円の下落が大きくなっていることが確認できます。
(それだけ、円売りのポジションが多かったという事でしょう)
では、いったいどのあたりまでドル円は落ちてくるのかが
気になるところかと思いますが、
チャートを見る限りでは、
137円台半ばまでは落ちてくると見ています。
その理由はこちら。
137円半ばに重要な抵抗ライン(紫)が走っていることに加え、
2022年10月から起こったドル円の下落幅にあたるから。
また、2022年3月から円安の勢いが増してしまったわけですが、
3月までのトレンドラインの延長線にも近いというのが理由になります。
勿論単なる見立てにすぎませんので、
そういった見方もあるのかという程度にとどめておいてください。
そして、ドルがこれだけ下落しているという事は、
古くからこのブログをご覧いただいている方はお分かりかと思いますが、
ゴールドがなかなか良い感じで上昇を続けています。
史上最高値を更新して
青天井状態になっています。
そして青天井と言えば、
米国主要指数のひとつNYダウが高値を更新してきています。
8月上旬に雇用統計が悪化したことから株式市場が大きく売られ
あのまま調整が入るのかと思っていましたが、
あっという間に史上最高値更新ですね。
何にしても、明日の政策金利発表で為替相場がどう動いてくるのか
注目したいと思います。
それともう一つ!
11月の米国大統領選挙の行方も気になります。