マーケット情報 懸念材料はありつつも好調な動き

相変わらずトランプ大統領のアメリカファーストの動きは続いており、
一時は長期的なおかつ大幅な調整が懸念されていた株式市場ではありましたが、
現在株式市場は急激な戻しを続けており、
米国指数はもうすぐにでも史上最高値を奪還しそうな勢いになっています。

主要指数のチャートはこちら

NYダウ

ナスダック100

S&P500

こうして並べてみると、
妥当なラインで切り返したのが見て取れますね。

チャートを読める方は
今回の波に乗れた方は多かったのではないでしょうか?

 

一方日本の株式市場はというと

こちらも見事にチャートポイントで切り返しており、
日経平均は濃いレンジの価格帯に戻ってきています。
また4万円を頭に行ったり来たりが続くのでしょうか。

そして、いつも見ているGOLDはというと

3167に引いた青ラインを割り込んできたので、
赤いトレンドラインにタッチか黄緑色のサポートラインまで
落ちてきてくれるかと期待していましたが、
地政学リスクも相変わらずということもあって
3167ライン抜けはしたものの下ヒゲとなって戻ってしまいました。
残念!

 

そして最近特に目立っていたのは、
ビットコインですね。

再び10万ドルに乗せて
史上最高値を更新しています。
先日のブログでも紹介しましたが、
量子コンピューターが実用化されるとどうなるのでしょうか?
私自身暗号資産はポートフォリオに入れていませんが、
とても気になっています。

 

そして最後は、個人的にも業務的にも最も気になる為替市場です。

最近はドル安が続いているわけで、
円も上昇傾向にあるわけですが、

ドルインデックスは現在も100を割り込んだ水準にあります。

おなじスケールのドル円チャートを見てみましょう

昨年7月の160円台からは20円ほど下落しており
4月にドルインデックスが98を割り込んだ時には
140円をわずかに割り込む場面も見られました。

とはいえ、ドルの下落からすれば
昨年9月の安値を大きく割り込んでいてもおかしくないわけですが
割り込むどころかわずかながら上で切り返しているのがわかります。

一時の急激な円安は収まってはいるものの
強く切り返すというところまではいかないようです。

では、いつものようにラインを引いているチャートも見てみましょう。

 

ご覧の通り円安トレンドラインからは抜け出ているものの
下落幅予想の帯には到達しておらず、
今回のドル安円高にあっても赤太140円のサポートラインが機能しています。

大きな方向性については、
ドルインデックス次第ということろではありますが、
円が以前のような強さを持ち直すというのはどうやら難しそうです。

こうしたこともあって、
前回のブログでも紹介した通り
解約返戻金を国内へ戻すのでなくHSBCで受け取りたいという方が
多いのかと思われます。

 

ここでちょっとしたお知らせです。

私のブログを楽しみになさっている方から
とあるご依頼をいただきました。

依頼というのは、
仕事をリタイアして久しく
以前やっていた株取引を再開したいのだが、
大した勉強もせずに始め
TOBやビギナーズラックで数年はプラスになっていたが
その後は損失が損失を呼ぶという悪循環にはまり
資産の半分以上を溶かしてしまったということから
心機一転、株式投資を学びなおしたいという
ご相談ご依頼をいただきました。

そこで、その方と一時間以上にも及ぶヒアリングをさせていただき
本気具合が伝わってきましたので
本当はお断りしようと思っていましたが講師をお受けすることに。

ヒアリングを踏まえレクチャーする項目を考えて提案したのがこちらです。

 

私自身、一番初めに就職したのが証券会社であり、
その後、自己流で株の売買を学び社員ディーラーを経て
インセンティブディーラーとなったという経歴を持っています。
その経験と知識をお伝えするという試みです。

現在は、まだ資料作成中でスタートをしておらず
どのような結果になるかは未知数ではありますが、
社員ディーラー時代には後進の育成もおこなっていたので
不安もありますが懐かしさとともに楽しみでもあります。

私の経歴やレクチャーする内容をご理解いただき
納得の上で安くない費用をいただいての講師ですので、
全力で取り組みたいと思っています。

よい結果が出ましたら、次の募集を検討したいと思います。

 

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