HSBC香港 eStatement(電子明細)の見方

eStatement(電子明細)の見方

前回のブログに記載した通り、
eStatement(電子明細)を見れば、
HSBC香港に登録されているご自身の住所が確認できます。

eStatementはインターネットバンキング
モバイルアプリからダウンロードでき、
そのあたりも詳しく前回記事にしていますので、
まだお読みでない場合には前の記事からご確認ください。

 

HSBC香港に通帳ってあるの?

 

そもそもHSBC香港には通帳がありません。

そのため、直近の取引履歴は、
インターネットバンキングで確認できますが、
数か月、数年前の取引履歴となりますと、
eStatementでしか確認することはできません。

 

履歴を確認できることは分かったけど、
どういった内容が書いているのかわかりません。
という声が聞こえてきそうなので、
今回はそのeStatementの中身の見方について
解説していこうと思います。

※ちなみにeStatementについては、
過去7年分のダウンロードが可能です。

 

Statementの見方を徹底解説!

 

実際のStatementは下記の画像を参考にしてください。

 

※ちょっと前のStatementですので、
口座のランクがPersonal Integrated Account(PIA)
になっていますが、現在PIAの方は
「HSBC One」
に名前が変わっていると思います。

 

さっそく具体的な中身の見方をお伝えしておきましょう。

 

Personal Integrated Account Portfolio

 

まずはPersonal Integrated Account Portfolioです。
Personal Integrated Accountの部分は、
その人の口座によって名前は変わっているはずです。

例えば、

「HSBC Premier Portfolio」

「HSBC One Portfolio」

などの表示になっている方もいるでしょう。

 

この項目は、口座内の普通預金口座
投資口座などの概要がまとめて表示されています。

 

人によっては下記の画像以上に項目があるかもしれませんが、
とりあえずこちらを参考にしてみてください。

一番下のNet potision含め、ここに記載のある金額は、
全てHKDでの換算額になります。

 

Portfolio summary

 

次にその下のPortfolio summaryです。

 

これはHKD Savingsだけでなく、
他の通貨のSavingsごとにその時点で
いくらの残高があったのか、通貨ごとの残高と
その時点でのHKD換算での残高で表示されています。

その時点での換算レートも記載されていますので、
後から振り返る際にとても便利です。

 

例えば、この時にJPY Savingsに1,000,000円の残高があったとすれば、
0.074665の換算レートで計算され、
1,000,000×0.074665=74,665
一番右のHKD換算の数字はHKD 74,665と表示されていることになります。

 

Account Transaction History

その下の
Account Transaction History
この項目はその月の取引履歴となります。

履歴については何をされたかによって表示が変わりますので、
代表的なものだけ書いておこうと思います。

 

B/F BALANCE
 ⇒「brought forward balance」

のことで、前月からの繰越残高です。

CREDIT INTEREST
 ⇒金利です。

〇〇〇〇〇 FEE
⇒というように文末にFEEとあれば、
何かしらの手数料です。

例えば、CUSTODIAN FEEは投資口座の保管手数料です。

 

DEPOSIT
 ⇒入金や振り込みがあった場合

WITHDRAWAL
 ⇒送金や引き出しなどをした場合

 

というものがあったりします。

 

豆知識

残念なことに日本の通帳の明細のように誰に送金したのかや、
どこから振り込みがあったのかなどの
詳しい情報の記載はありません。

そのため定期的にStatementをダウンロードして、
忘れないうちにメモなどしておいた方がいいかもしれませんね。

確定申告などする際に役立ちますよ!

 

いかがだったでしょうか?

 

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