前回のブログでお伝えしたドルの下落ですが、
ひとまず止まるべきところで止まっているという印象です。
とはいえ、完全に反転しているかというとそうでもなく
上記の日足チャートを見る限りではまだ下落トレンドの途中とみるのが妥当で、
103に乗せてくるとようやく反転の兆しが表れたとみて良いと思っています。
ただ、細かい話にはなりますが、
今回の安値付近で見られるローソク足一つ一つの形状と
100.7あたりのサポートラインでの反転を材料にすれば、
このまま上昇に転じる可能性は高いように思います。
ということで、ドル円のチャートを見てみましょう。
チャートを見慣れないとわかりにくいかと思いますので、
番号を振ってみました。
①直近の高値
②直近の安値
③現在値
ドルインデックスにも同じように番号を振ってみると
ドルインデックスの動きに比べドル円は先に切り返しているのがわかります。
ドル円は③が、①と②の中間にありますね。
比較するために他の通貨も見てみましょう。
(※ドル円とユーロドル、ポンドドルはチャートの動きが逆になります。)
前の動きはさておき、
直近の動きをみるとユーロもポンドも①を底に
逡巡を繰り返しながらも継続して切り返していることがわかりますね。
何を言いたいのかといえば、
ズバリ円安、円がまた売られてきているという事です。
そして、ドルが下げ止まってくると影響を受けるのが
ゴールド。
2000ドルを超えて史上最高値を目指すかというところでしたが、
高値を目前に反転して2000ドルを挟んでもみ合いの展開になっています。
各中央銀行がかなりゴールドを買っているという話ですが、
高値更新はまだ少し時間がかかるのかもしれません。
抜けるのに時間がかかればかかるほど、
抜けたら早い動きなるので個人的にはじっくりと時間をかけて
抜けてもらいたいところです。
ではいつものように、株式市場も見てみましょう。
米国3指数は、
一番下落が大きかったNASDAQの戻りが一番大きいですが、
まだ恐る恐るじわじわと戻りを試す動きになっています。
こちらは相変わらずレンジ内での動きになっています。
今回は、うわっぱなれすることはできるのでしょうか?
先日個人的にレンジの上限まで来たので売りポジションを取りましたが、
直近の高値を抜けた時点でロスカットしています。
それでは最後に今回も原油のチャートです。
OPECで減産合意の後、
一気に上昇に転じるかと思いきや83の抵抗ラインあたりで
かなりもみ合っています。
懸念されるのが
前回の月替わりに窓を空けて上昇しているため
再度窓あけでの上昇があると
止まらなくなりそうという事。
それによって、
また燃料費の高騰が起きるという事です。
日本でも値上げが常識になりつつあり5月も相当な値上げがありますが、
今後さらに加速する可能性がありますね。
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