HSBC香港 サポートをご依頼いただくにあたっての注意事項

時期的なものがあるのか、
ゴールデンウイークが明けたあたりから
新規ご相談件数が急激に増え始めたHSBC香港の口座サポート。

以前にもご紹介しているとは思うのですが、
とても重要なことになりますので
あらためてサポートをご依頼いただく際の注意事項を
ご紹介しておきたいと思います。

 

書類で行う手続きの場合

1.口座番号

まず、ご自身の口座番号が分かっている事。
まぁこちらは当たり前ですので書く必要もないかもしれませんが
実際にご相談いただいた方の中に、
口座番号が分からなかった方がいらっしゃったので
今回はあえて記載しました。

確認方法は、お持ちのATMカードの表面にある12桁の番号です。
※もし今手元にATMカードがあれば、有効期限をチェックしておきましょう。
有効期限が今月なのに新しいカードが届いていない場合は、
郵送先住所が間違えている、
または口座が凍結されてしまっている可能性があります。
至急確認することをお勧めします。

2.身分証明番号

基本はパスポートになると思いますが、
口座を開設していた時に香港に住んでいた場合には
香港IDを登録している場合もあります。
パスポートを登録している場合の注意事項として、
あくまでもHSBCに登録されている旅券番号だという事です。

例えば、口座開設をしたのが2010年である場合、
口座開設のためにパスポートを作ったとしても
有効期限は最大で2020年までになるので、
すでにパスポートの有効期限は切れているわけです。
そのため、よく勘違いをされて有効期限内のパスポート番号を
お伝えいただく事があります。

しかし、新しいパスポートを持って香港へ渡航し
銀行窓口で身分証明書の更新をしていない限りは
2010年当初有効だったパスポートの旅券番号が
身分証明書番号になります。
そのため、古くなったパスポートは
必ず捨てずに保管しておきましょう!

ちなみに現時点では、
身分証明書(パスポート)のアップデートは必須ではなく
何か別の用事で香港に渡航した際に
銀行の窓口で身分証明を更新したいと伝えて
更新すれば問題はありません。
その際にも、古いパスポートを持参すると手続きがスムーズです。

そして、もし書類で手続きを行う際に、
間違った身分証明情報を記載してHSBCに郵送すると
このような内容のレターが届きます。

このレターが届いたという事は、
HSBCに登録されている身分証明番号とは違うという事なので、
別の番号なのか、提出した書類に記載した番号が
間違えてしまったという事になります。


3.携帯電話番号

必要な場合と、不要な場合があります。
ただし、携帯電話番号が正しく登録されていないと非常に面倒なことになるので
口座を開設した当時と違う番号を使っている場合には、
早急に変更手続きを行いましょう。

HSBCからSMSが届いていない場合、
登録されている番号を調べることはできません。
ただ、全部の電話番号ではありませんが、
インターネットバンキングにログインすることで81(日本の国番号)90(本来は090)塗りつぶした個所は4つの数字。

例えば、81901234といったように下の4桁の数字以外であれば確認は可能です。

注意点として稀に81090124と81の後ろに0がついてしまっている場合、
これは登録が間違えているのが確定なので至急番号の変更が必要です。

4.口座開設時のサイン

何よりも一番重要なのがこれです。

書類にはサインをして提出するわけですが、
口座を開設した際にしたサインをする必要があります。
これが分からないと、書類での手続きは何もできません。

サイン慣れしている方以外は、
基本的にはみなさん口座を開設した当時にお持ちであった
パスポートに記載したサインをしていると思います。

それもあって古いパスポートは捨てずに
保管しておくことをお勧めしています。

もし、口座開設時のサインが分からない
何度やってもサインが違うと跳ねられてしまうといった場合、
現地の窓口に行って登録サインを変更する必要があります。

 

それでは、
書類で手続きを行う場合の最後の注意点!

5.郵送する書類のコピーまたは画像は、
手続きが完了するまで
保管しておくこと!

大切なことなのでもう一度。
HSBCに郵送する手続きの書類のデータは、
手続きが完了するまで保管しておくことが大切です。

提出した書類のサインが違うといわれてしまった場合、
どんなサインをして送ったのか分からなければ
別のサインをして送ることも出来ないというわけです。

また、サインが分からないのであれば、
書類を複数作成して「これは!」と思うサインを片っ端から書いて
いっぺんに郵送すればいいという事を書いてあるサイトもありますが、
それは絶対にやめましょう。

本人では無いと判断されてしまい口座がロックされる可能性があり、
もし万が一優しい担当者の方が書類を受け取ってくれて
その時の要求が無事通ったとしても
結局のところ正しいサインは分からないままになるために、
再度何かしらの手続きを行い場合に
また同じように複数のサインを送る羽目になります。
そうなると、ロックされる可能性がグンと上がることは間違いないでしょう。

 

電話で行う手続きの場合

上記でご紹介した1~3の情報は必須ですので、
それ以外をご紹介します。

1.単独名義か共有名義か

HSBCに電話をかけて何らかの手続きを行う場合、
共有名義だと基本的には同じタイミングで電話をかける必要があります。

2.Phone Banking PIN

個人の特定を行う場合に必要となる6桁の暗証番号です。
この番号を登録していない場合には、
根掘り葉掘り様々な個人情報を聞かれることとなり
下手をすると個人の特定に1時間以上かかる場合があります。

そのため、まだPhon Banking PINを登録していない
または登録したけど番号を忘れてしまったという場合には
登録か再発行の手続きを行いましょう。

3.HSBCに登録している住所

上記のPhon Banking PINを設定していて答えられれば
必要無い場合がほとんどですが、
設定していない場合には聞かれる可能性があります。

ご自宅へHSBCからレターが届いていれば
ご自宅の住所を伝えればいいのですが、
万が一自宅にレターが何も届いていないという場合には、
これまたインターネットバンキングにログインして
eStatementをダウンロードしてどこの住所になっているか
確認しておきましょう。
違う住所だった場合には、速攻で変更する必要があります。

また稀にeStatementに記載されている住所が、
HSBCになってしまっている方がいます。
こうなっている場合、
非常に厄介なので一度ご相談ください。

4.クレジットカード情報

HSBCのクレジットカードを持っている場合、
クレカの番号16桁と有効期限を聞かれる場合があります。
ATMカードでは無いのでお間違え無く!

5.お仕事の内容

雇用形態、社名、住所、業種諸々聞かれる可能性があります。
もし、HSBCに申請している仕事内容と変わっている場合には、
インターネットバンキングにログインして変更しておきましょう。

 

とにもかくにも、
HSBCのお困りごとがございましたら、
上記の内容をチェックしていただいて
ご相談ください。

上記でご紹介している内容で、
分からない場合にもまずはご相談いただければ、
解決に向けて最善の方法をご提案させていただきます。

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