マーケット情報 ドル円141円に上昇!これはドル高ではなく円安です。

ドル円の上昇は勢いを増し、
本日午前中は140円半ばでの推移でしたが、
午後に入り上昇をはじめ141円後半まで到達しています。

現在マーケットは1998年の147円に注目しており、
早くも到達してしまいそうな勢いです。

 

では早速チャートを見ていきましょう。

まずは、

ドル円チャート

 

上記のチャートは週足ですが、
8月の頭には130円台前半まであったのに
今年三月を彷彿とさせるたった一か月でこれだけの上昇です。

 

では今日の上昇は、
いままでどおりドルが買われているために上がっているのか?
というのを見ていきましょう。

 

次のチャートはポンドドルです。

ポンドドルチャート

 

ドル円の場合には上昇しているとドルが高いという事ですが、
これはポンドドルなので上昇しているとドルが安いという事になります。

今週のローソク足は陽線(上昇)していることが分かりますね。

 

ちなみに、ポンドドルは2020年に付けた安値まで下落していて、
ここは一旦反発が見込めるところだったため、
個人的にポンド買いを入れました。

 

そしてもっと簡単にドルの状況が分かる、
ドルインデックスを見てみましょう。

ドルインデックスチャート

今週も一応上昇はしているものの、
110に乗せた達成感もあってかそこまで動いていないのが分かります。

こうなると、
完全に今日のドル円上昇は円が売れてしまっていることが要因であるという事ですね。

今月はこの後さらにFOMCが控えており、
8月26日のジャクソンホール会議でパウエルFRB議長が
今後も積極的に利上げを行う方向であると公言したために、
よりドル高への期待度が高いわけですから、
冒頭にあった147円がより現実味を帯びてきているわけです。

 

そこで、株式市場はどうなっているのかというと、
先ず日経平均ですが、

日経平均チャート

 

日本株は思ったよりしっかりしている印象です。

ただこれも週足チャートですが、
現在のローソクから3本~5本前の3つの足の形状が
高値付近で出る形状なので、
注意が必要だと思います。

↓これ

 

 

一方米国はというと、

S&P500チャート

自律反発で戻した分のほぼ半値押し状態。

この辺りで止まってくれないと、再び下値を試す展開になってしまいます。

 

お次はいつもお馴染みのゴールド。

 

ゴールドチャート

相変わらず弱い展開が続いていますが、
ドルの動き同様今週はまだ大きな動きになっていませんね。

このチャートのスクショを取って思い出しましたが、
買い指値を入れているのをすっかり忘れていました。
取り消さずにこのまま放置しておきます。

 

そして最後、
このところ注目している原油の動き。

 

WTI原油チャート

OPECプラスで景気減速懸念による石油価格下落を下支えするため、
10月より日量10万バレル減産で合意。
という報道があり、
上昇には転じていないものの底堅い動きになっています。

ただこのまま景気が冷え込んでリセッション入りしてしまえば、
減産しようが原油価格は必然的に下落してしまうので、
また1バレル50ドルくらいまで落ちてくるのではないかとみています。

 

これを書いている間にも既にドル円は142円に、、、、

 

 

今更慌ててもというところでしょうか。

 

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