マーケット情報 日銀金融政策決定会合後、一時130円台まで下落

19日から20日に開催された日銀金融政策決定会合で、

10年物国債金利の許容変動幅を今までのプラスマイナス0.25%から

0.50%に拡大することを決めました。

 

このかなりのサプライズにより、

マーケットに大きな影響を与え特に為替市場で急激な円高となり

一時130円台半ばまで円高が進みました。

 

マーケットでも年明け春ごろには変動幅の改変があるとの見方もありましたが、

年末のこのタイミングは予想外だったという事でしょう。

 

私自身も年内に金利に関する変更はないだろうと高をくくっていましたので

たとえ円高に振れたとしても131円が精いっぱいだと思っていましたが、

予想が外れその下まで円高が進んだ感じです。

 

それだけ意外だったってことですね。

単なる言い訳ですが、、、

 

 

とはいえ、

政策金利がプラスになったわけでもなく、

これ以上大きく円高になるとは考えにくく

現時点では長い下ヒゲになっていることから

今年の8月の時と同じようにこの辺りで切り返すことも考えられます。

 

ただ、相場は相場に聞けという事で、

ここでは止まらずに更に円高が進むとなってくると

次のターゲットは126円になります。

 

では実際に昨日の発表で10年物国債金利はどうなっているのかというと、

 

昨日今日で上昇し0.48%となっています。

 

因みにこの間ずっと0.25%で上限を抑え込むため

無制限で国債の買い支えをしていたわけですので、

このままのペースで買い支えをしていくと確実に海外から

財政ファイナンスを行っている国という烙印を押されかねないという事で

現時点で日銀が許容できる0.50%に引き上げたという見方もあるようです。

とはいっても、結局は金利操作をしていることには変わりなく

いつまでも続けていけるわけがないですけどね。

 

 

為替、金利ときて次に見ておきたいのが株式市場ですが、

昨日の発表を受けて日経平均は大きく下げています。

 

日経平均はこの間、

下が25,500円

上が28,500円

という紫で色付けしたレンジ状態が続いていますので

この辺りまでの下げはまだ想定内というかたも多いのではないでしょうか?

 

個人的に日本の個別株はもう血反吐を吐くほどやりまくりましたので

手を出すことはありませんが、

もうすこし下落してくればCFDで参戦してみたいと考えています。

 

 

それではまた最後にゴールドのチャートを

力強い動きが続いています。

 

年が明けて米国金利が落ち着いてくれば、

更に上昇が期待できるので

まだ仕込みたい水準ですね!

 

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