深刻化する日本経済。それでも日経平均は、上昇を続ける。投資対象としては?

深刻化する日本経済

あまり題材にはしたくない内容ですが、最近は一段と暗いニュースが多くなった気がします。

 

厚生労働省が発表した新型コロナ関連での解雇や雇い止めの人数が11月6日で遂に7万人を超えたとのこと。さらに、年末にかけて急増する模様です。
こうしたことも影響していると思いますが、暗いニュースの最たるは、警視庁が発表した2020年10月の自殺者数速報値です。
前年同月比で39.9%増加の2153人となり、1月からの累計では1万7219人という状況です。

6月までは前年比で減少傾向にあったのが7月から急激に増加に転じてしまったのだとか。。。

 

こうした状況下にあって、株式市場は活況を呈しており日経平均は8連騰を記録して何と約30年ぶりとなる水準まで上昇し、昨日は終値ベースで25500円台を回復してきました。

下記は日経平均のチャートです

日々のデータ

 

日本株は投資対象として・・・

正直、何処の先進国も同様ですが、実体経済とはかけ離れた動きが続いていて、特に、日本はひどいと感じます。
どこに明るさが感じられるのかがわかりません。株式市場はよく半年先を想定して動くと言われますが、半年先が現状よりまともになっているのが想像できないのは私だけなのでしょうか?

 

今回の上昇は、米国の大統領選挙が終わりバイデン氏が勝利(?)したことで、追加経済対策が期待できることやコロナのワクチン開発が進展を見せたということでの動きのわけです。しかし、実際はまだトランプ氏が政権を渡す気はなく、政権交代まで長期化する可能性が高いうえに、僅かではありますがトランプが勝利(?)する可能性も残っています。いまでも郵便票の無効や集計のやり直しを求め訴訟を起こしてますからね。さらに、新型コロナに関する個人的な意見は控えますが、ワクチンにしてもかなり強行な姿勢が見えるため一部で非難の声も上がっているようです。

 

有効な投資対処って何?

等といろいろ書いては来ましたが、結局のところ動きに乗るのが投資なわけですから、斜に構えても仕方がありません。

そうしたときに、基準としてみておきたいのは米国の株式市場であり、私は米国の動きを見る場合NYダウではなくS&P500にしています。

下記はS&P500のチャートです

見事としか言いようのない、「THE 右肩上がり」ですね(笑)

何よりうれしいのは、適度なタイミングで大なり小なり調整が入ってくれることです。

投資の王道といわれるドルコスト平均法だろうと、短期・中期・長期といった一括の投資でもオールマイティな投資対象だと思います。

 

前記した直近で日経平均は上がっているとはいえ、まだ1989年12月29日に付けた史上最高値3万8,957.44円を下回っていますから、まだ割安と考える人もいるのかもしれませんね。

日本に住んでいますし、日本人ですから日経平均が上昇してくれるのは嬉しいことですが、投資家目線では別の話です。
まぁ投資対象から外すのは、昔々日本株を血反吐を吐くほど売買したせい?も若干あるかもしれません(笑)

 

個人的な思いですが、自分で株や為替の取引が出来るようになることはとても重要だと考えます。今の時代、オートメーション化が加速しているため、いつまで職があるのかわかりません。そうなると、自分で稼ぐという観点から、投資というものを忘れてはいけないと考えています。私自身、はじめは何の知識もありませんでしたが、株式の取引を学び今でもその知識を別方面ではありますが活かせています。

「投資は危険!」という認識を持たれている方も多くいるかと思いますが、基礎を知りルールに則って行うことで危険を排除することも可能です。株式や為替について学んでみたいという方がおりましたらご一報ください。

 

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