海外投資
海外投資(オフショアのセービングプラン)は言うまでもなく、
長期的に積立てを継続しなければ意味がありません。
ですので、基本的には途中で支払いを止める(積立の停止)ことは極力避けるべきで、
あくまでタイトルにあるような「Premium Holiday」、「 Paidup Policy」といった
積立の停止の手続きは例外的、もしくは非常手段的なものと認識するべきだと思います。
さて、その支払いを止める手続きについてですが、
これは各社規程が異なりますので今回はRL360の規程を例示したいと思います。
積立を停止する方法には2種類
Premium Holiday(プレミアムホリデー)
これは最長2年の期間を定めて積立てをお休みする手続きです。
手続きの際には、プロバイダー指定の必要書類に、具体的に何年何月から積立を停止して、
何年何月から積立を再開する旨も記載して申請しますので、
当該期日が到来しますと、登録してあるクレジットカードへ請求がきます。
ただし、登録してあるクレジットカードの有効期限に注意を払う必要があります。
停止期間中に、カードの有効期限が来てしまえば
幾ら再開の手続きが行われようとも請求をかける先が無いという事です。
Paidup Policy(ペイドアップポリシー)
例えば、2年では再開することが難しそうで3年後に再開を予定している場合、
または再開する予定が無い場合等は、
Paidup Policy(ペイドアップポリシー)という手続きを執ることになります。
これはいわゆる「払い済み」ですので、特に期限の定めなく支払いを停止する手続きになります。
注意点
Paidup Policyの注意点として、
この手続きをしてしまうとずっと証券が停止したまま放置の状態になってしまいますので、
うっかり証券の存在を忘れて満期を迎えてしまった、な~んてことにもなりかねません
また、Premium Holiday Paidup Policy に共通する注意点としては、
RL360社のQuantumやRSPといった商品の場合、商品によって若干変わりますが、
通常だと毎月USD8の手数料が、停止している期間中は、3倍にアップしてしまったり、
停止する期間が長くなればなるほど、
契約満期時に受け取れるボーナスが目減りするといったデメリットが発生します。
例えば、25年契約をしている方の場合、
一度も積立を停止することなく満期を迎えると、6.25%のボーナスを受け取ることが出来ますが、
一か月でも停止してしまうと0.25%目減りして6.00%になってしまいます。
表にもあるように、停止する期間が3年になれば、5.5%まで落ちてしまうということになりますね。
同じRL360の商品でも、若干手数料などが変わってきますので、
自分がどの商品を契約しているのかを知らない場合には、
契約時に送られてきたパンフレットをご確認頂ければ記載されていますが、
すべて英語で記載されています。
単に英語だけならまだしも専門的な用語が入っているため、難しくてわからない場合には、
ご契約されたIFAにお問い合わせ頂くか、契約したIFAがどこなのかわからない、
または連絡を取る方法がわからないという場合には弊社へお問い合わせください。