輝きを増すか?金(GOLD)は2000ドルに到達するのか|金融緩和とドル安の行方

輝きを増すか?金(GOLD)は2000ドルに到達するのか

新型コロナウイルスの影響で、世界各国の株式市場は一時大きな下落に見舞われました。

日経平均株価を見ても、2020年3月19日に16,358.19円まで下落した後、
6月9日には23,185.85円まで回復し、
わずか3か月で41.74%もの上昇となっています。

この上昇は個人的にはやや異常に映りますが、
背景にあるのは各国政府・中央銀行による大規模な金融緩和政策です。
市場に大量の資金が供給されている以上、いずれどこかで歪みが生じる可能性は否定できません。

そんな中、注目を集めているのがGOLD(金)の動向です。

ゴールドマンサックスの最新レポートによると、
金価格の見通しが大幅に引き上げられ、

  • 3か月後:1オンス USD1,800
  • 6か月後:USD1,900
  • 1年後:史上最高値となるUSD2,000

という強気な予測が示されました。

GOLDを評価しているのはゴールドマンサックスだけではありません。
世界の富裕層を顧客に持つプライベートバンクでも、
ポートフォリオに積極的にGOLDを組み入れる提案が増えているようです。

背景には、

  • 金融緩和が永続しないことへの警戒感
  • 株高に対する懐疑的な見方
  • 米ドル安が進行した場合のヘッジ資産としての役割

といった要因があります。
GOLDは米ドル建てで価格が決まるため、
ドル安が進めば金価格が上昇しやすいという特徴もあります。

ドルの強さを示すドルインデックス

ドルインデックスの推移

ドルインデックスは3月に103付近まで上昇しましたが、
その後は下落基調に転じています。

一方で、こちらがGOLDの価格推移です。

金価格の推移

高値圏を維持しながら、じわじわと高値更新を続けている様子が確認できます。

金が今後も堅調に推移する可能性には一定の説得力がありますが、
それ以上に気になるのは、
大手金融機関がここまで明確に目標価格を打ち出している点です。

日本でも周期的に訪れる「金投資ブーム」。
今から投資を検討する場合は、
熱狂の最中に飛び乗らない冷静さが求められるでしょう。

なお、具体的な投資判断の助言はできませんが、
チャートの読み方や考え方の整理についてであればお手伝い可能です。


お問い合わせ

コメント

この記事へのトラックバックはありません。

関連記事