昨年3月の新型コロナショックから上昇を続けてきた株式市場に若干変化が見られるようになってきました。
今回の変化の要因は米国金利の上昇といわれています。
(上記の画像は米国10年債の金利チャート)
米国金利は昨年3月に0.4%まで落ち込み、2020年は1%以下で推移していましたが、年明け早々に1%台に乗せてきたと思っていたら2月に入ってから戻りに勢いがついています。
株式市場は2021年に入っても上昇の勢いが衰えず、イケイケムード満載で一部でバブルを懸念する声があったものの上昇を続け、世界的に2月の後半までは上値を追う展開が続いていました。しかし、長期金利が1.5%台まで戻したことがトリガーとなったのか売られる場面が多くみられるようになっています。
日経平均を見るとこんな感じです。
昨年の3月の16000円台から約1年で30000万円台に。
明らかにやりすぎですね。バブルを確定させたのが、日銀株がストップ高を演じるなんて言うニュースもありました。
また、金利が上昇したことで一番影響が出ているのが為替なわけですが、ドル円は1月まで非常に規則的な動きをしつつ円高方向に向かっていたものがここへ来て一気に反転しています。
このままトレンド転換!なんていうことにならなければいいのですが、国力を見れば円安も仕方ない事かもしれません。。。この間のコロナ対策で行ったバラマキによって、もともとの危険な状況に拍車をかけたことは間違いありません。
そんな中で、最近まったくチェックしていなかったあるものが上昇をしていました。
それは、原油です。
最近ガソリン車の廃止に関する報道が目立っていたので、原油価格も低迷しているのだろうと思っていましたが全く逆でした。
相場に思い込みは禁物だということですね。
ただ、原油はここら辺で頭打ちになりそうなポイントまで来ています。
上のチャートは日足ベースの動きですが、週足で見るとこんな感じです。
下落トレンドと価格の抵抗ラインに差し掛かってきてます。
とはいえ、上のドル円のチャートにもありましたがトレンドというものはいつまでも続きませんので、いずれ転換してきます。
今がその時なのかもしれませんね。当面、注目しておきたいところです。
チャートが見れるようになると、今どんなことが起きていて今後どうなっていく可能性があるのかということがわかるので、是非皆さんもチャートが見れるようになることをお勧めします!
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