RL360(ロイヤルロンドン)の積立金額は減額できる?最低積立額と注意点を解説
円安や物価高の影響で、「毎月の積立が以前より重く感じる」というお声を耳にする機会が増えました。
実際、RL360(旧ロイヤルロンドン)の積立金額を減額したいというご相談が最近目立って増えています。
以前はFriends Provident(FPI)の減額制度についてご紹介しましたが、今回は現在も日本居住者が新規契約できるRL360の減額の仕組みについて解説します。


フレンズプロビデント(FPI)の積立金額は減額できる?積立停止を決める前に知っておきたい選択肢 2012年8月、日本居住者向けの新規販売が終了したフレンズプロビデント(FPI)。 現在では新たに契約することができないため、長年積み立てを続けている方にとっては貴重な資産となっています。 ...
円安でRL360の積立負担が増加中
RL360は米ドル建てで契約している方が多く、円安が進むほど毎月の支払い額(円換算)は膨らみます。
例えば毎月500USDを積み立てている場合で比較してみましょう。
- 1ドル=106円のとき:約53,000円
- 1ドル=137円のとき:約68,500円
この差はおよそ月15,000円以上にのぼります。
家計への影響を考えれば、積立金額の見直しを検討したくなるのも当然と言えるでしょう。
円安は積立負担を増やす一方、円換算した資産評価額を押し上げる側面もあります。負担感だけで判断せず、評価額とあわせて確認することが大切です。
安易な積立停止には要注意|RL360特有のデメリット
ここがFriends Provident(FPI)と大きく異なるポイントです。
RL360では積立を止めると、契約内容によっては明確な不利益が生じます。
① 管理手数料(Policy Fee)が3倍に跳ね上がる
Regular Savings Plan(RSP)の場合、
- 積立中:USD7
- 積立停止中:USD21
と、管理手数料が3倍になってしまいます。
② ロイヤリティボーナスが目減りする
積立を停止していた期間があると、満期時に受け取れるロイヤリティボーナスも減額されます。
20年契約の場合を例に見てみましょう。
- 積立停止なし:5%
- 1年間停止:4.75%
- 4年間停止:4%
さらに注意したいのが、契約開始から10年間継続しなければ、ロイヤリティボーナス自体が一切付与されないという点です。
停止するくらいなら「減額」を検討しましょう
どうしても今の積立額を維持するのが難しい場合は、積立を止めるのではなく積立金額の減額を検討することをおすすめします。
減額であれば契約を継続したまま、家計への負担を軽くできる可能性があります。
RL360商品別・最低積立金額一覧
| 商品名 | 最低積立金額 |
|---|---|
| Quantum | USD300 |
| Quantum 1 | USD320 |
| Quantum 2015 | USD320 |
| Quantum CR | USD320 |
| RSPCR | USD280 |
契約している商品によって減額できる金額が異なるため、事前の確認が欠かせません。
減額前に押さえておきたいポイント
RL360はそもそも長期積立を前提に設計された商品です。
そのため理想を言えば契約時の積立額を維持し続けることが望ましいのですが、無理を重ねて積立停止に追い込まれるよりは、戦略的に減額する方が結果的にメリットが大きいケースもあります。
現在の家計状況やライフプランに照らして、無理のない選択をしましょう。
「担当IFAと連絡が取れない」というご相談も増加中
最近は、次のようなお悩みも合わせてよく伺います。
- 担当IFAと連絡が取れない
- 減額の手続き方法が分からない
- 積立停止によるデメリットを説明されていなかった
- ロイヤリティボーナスの受給条件を知らなかった
海外積立投資は、契約して終わりではなく契約後のサポート体制が何より重要です。
担当者と連絡が取れないまま放置してしまうと、積立停止やカード更新漏れなど、思わぬトラブルにつながるおそれがあります。
まとめ|積立が厳しいと感じたら、早めのご相談を
円安の影響で積立負担が重くなった場合でも、いきなり積立停止を選ぶのではなく、まずは減額できるかどうかを確認することをおすすめします。
最適な対応は契約内容によって異なります。
RL360やFPIをご契約中で、積立金額の見直し・減額・積立停止についてお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
契約内容を確認したうえで、減額・継続・停止それぞれのメリット・デメリットをご説明し、お客様に合った方法をご提案いたします。

















