今年3月からかなりの勢いで上昇を続けているドル円。
3月1日の時点では114円台だったわけですが、
先週木曜日には140円目前まで上昇となり
わずか4カ月程で25円も円安が進んだことになります。。。
ドル円日足チャート
こうしてまじまじとチャートを見ると、
如何に速いスピードで円安ドル高が進んだのかがわかりますね。
現在FOMC前という事で上昇一服といったところでしょうか?
今回の上昇は、基本米国の金利上昇が要因なわけですが、
それだけではなく国内事情があることはご承知の通り。
ちなみに米ドルの強さを計るドルインデックスを見て見ると
ドルインデックスチャート
縮尺が違うので比べるのが難しいですが、
ドル円チャートを見ると3月からの上昇に勢いがついていることが見て取れます。
それにドルインデックスは先日109を付けた後、
現在は106の半ばまで調整しているにもかかわらず、
ドル円は139円から138円に落ちただけですから
円が弱いことがわかります。
とにもかくにも、
今年のドル円の動きを占う上で3カ月連続となる今回のFOMCは重要であると思います。
焦点は、利上げ幅。
前回同様0.75%になるのか、可能性はかなり低そうですが1.00%なのか?
はたまた、0.50%に減速させるか?
今月のFOMCは26.27日です。27日のマーケットは注目ですね。
最近の円安が進み支払いが厳しくなってきたという事と
株式市場が低迷してパフォーマンスが落ちたということで、
積立の解約相談を受けることが多くなってきました。
毎回何とかショック!といったようなことで、
マーケットが低迷してくると必ずと言っていいほど
この相談が増えてきます。
そうしたことを踏まえてお伝えすると、
今はそのタイミングではないという事。
マーケットはいずれ回復に向かう可能性が高く、
それ以上にこれから更なる円安に進む可能性が高いという事。
少なくともあと二年は、
様子を見たほうが良いと思いますよ。
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