6月初となるマーケット情報です。
6/13~6/14で開催されているFOMC(米連邦公開市場委員会)
日本時間だと明日の早朝に米国の政策金利の発表があるわけですが、
2022年3月から10回にわたる利上げで0.25%から5.25%まで上昇した利上げを
今回は見送るというのがマーケットの予想です。
そんなこともあってか、株式市場はかなりの上昇を見せています。
ということで、
今回も為替動向と株式市場の動きを見ていきたいと思います。
まず為替ですが、ドルインデックスを見てみましょう。
ご覧の通り6月に入ってからは下落傾向にあります。
利上げがいったん打ち止めになるという予想なので、
ごく自然な動きだと思いますが、
既に利上げ見送りは織り込み済みかと思いますので
今後の動向についての発言が気になります。
とにかく今は、103に引いたラインに絡んだ動きになっているので
本格的に割り込んでくるかが注目です。
そこで気になるのがドル円なわけですが、
上のドルインデックスと比べてもらえれば一目瞭然。
5月末の上値は更新していないものの、
どちらかといえば上昇傾向にあることがわかります。
それではドル円のチャートポイントを見てみます。
確実に上昇トレンドに乗っかっていて、
現在目指しているのは142円です。
ただ、このまま上を目指すか
チャネルライン(斜めに引いている平行した線)の
下限へ向けていったんの調整が入るのかは
誰にもわかりません。
重要なポイントとしては137円台にある青いラインを
割り込むとちょっと安心という事でしょうか。
とにかく今回利上げが見送られるという予測にあってもこの動きなわけですから
確実に言えるのは、くどいようですが円安だという事です。。。
では次に米国株式市場。
NYダウは今回大きな下落が見られなかったことから、
ほぼ横ばいの動きになっていて
ちょうど重たそうなカベにタッチしている状態です。
S&P500は重要なチャートポイントである
4320ポイントを確実に抜けてきました。
抵抗となりそうなところまではまだ相当ありますので
まだ上昇が見込めそうですね。
そして今回、
一番切り返しがすごいのがNASDAQですね。
もちろん下げが大きかったので切り返しが大きいわけですが
それにしても勢いありすぎです。
もう少しで心理的な節目である15000ポイントに到達しますので
タッチしてからはいったん調整があってもおかしくないとみています。
そして最後はいつもの通り
これまで結構きれいな上昇トレンドにありましたが、
少しこの動きかに変化が現れそうなチャートになっています。
材料が無い場合には基本ドルの動きに引っ張られるわけですから、
ゴールドもFOMC終了後のドルの動き次第といったところですね。
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