個人的にずっと追いかけているゴールドに変化が出てきたので
一か月以上空いてしまったマーケット情報をお送りします。
さっそくゴールドのチャートを見てみましょう。
9月下旬からかなり急落をしたゴールドでしたが、
1800ドル割れを目前に切り返し急騰!
あっという間に下落した分を取り戻しただけではなく
さらなる上昇を続けています。
まずはいつものようにゴールドの動きに一番影響のある
ドルインデックスのチャートを見てみましょう。
ご覧のように9月下旬はドルインデックスは下落しているため
通常であればゴールドは上昇を見せる場面でしたが
下落をしたわけで、
10月に入り若干切り返しを見せているにもかかわらず
ゴールドは上昇を続けているという事になります。
動きに違和感がありました。
現在上昇を続けている要因として一番に挙げられるのは
中東情勢の悪化であると思われ
『有事の金』になっているものと思われます。
ただ、この短期間で8%程度上昇しており
ゴールドのチャートをみると1965は抵抗になっているため
一旦このあたりで一服し、
以前から引いてある上昇トレンドのライン辺りまでは
戻って推移していくことが予想されます。
では、続いてドル円のチャートも見ておきましょう。
ドル円は10月の頭にドル売り介入があったわけですが、
その後、150円が意識され高値もみ合いの展開が続いています。
その間ドルインデックスは下落する場面があったものの
ドル円はずっと高値張り付きだったというわけです。
10月はFOMCもなく動きが出にくいため
ここから大きく動くことは無いと思いますが
26日に米国GDP速報値などの重要指標が発表されるため
月末にかけては動きが出ると思います。
何にしても円の弱さが際立ちます。
円の価値をより分かりやすくするために
円ベースでのゴールドとドルベースでのゴールドのチャートを
見比べてみましょう。
まずは、もう一度ドルベースでのゴールドのチャート
そして円ベースでのゴールドのチャート
比べてみると、円がどれくらい価値を失っているかが見て取れます。
同じものでもこれだけ購入するのに変わってくるという事です。
今後、米国の金利はいづれ落ち着きを見せて
来年後半には利下げも行われると思いますが、
だからといって円が上昇してくるかというと
国内情勢を見ると頭を縦に振れないです。
とにかく大切なことは、
資産は分散することが重要だという事ですね。
では最後に
いつもの株式市場のチャートをご紹介します。
NYダウ
NASDAQ100
S&P500
日経平均
株式市場は全体的に調整してますね。
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