いつ利下げをするのか?
結論を言ってしまえば「分からない」
となってしまうのですが、
現状日本を除く多くの国が利下げに向けて動き出しており
このブログを書いている6月17日時点で、
私が把握しているところでいえば既に下記の国が利下げを実施してます。
3月21日 スイス中央銀行(1.75%⇒1.50%)
5月08日 スウェーデン中央銀行(4.00%⇒3.75%)
5月09日 ペルー中央銀行(6.00%⇒5.75%)
6月05日 カナダ中央銀行(5.00%⇒4.75%)
6月06日 欧州中央銀行(4.00%⇒3.75%)
こうした状況から、
さらに多くの国が追随してくると思うのですが、
米国も前日発表した消費者物価指数が予想を下回ったことや
新規失業保険申請件数の発表で労働市場の緩和が示されたことで
利下げを行う準備が整いつつあるものの、
FRB内部で慎重姿勢を取る担当者が多いようで
19人中、7人が年内に行う利下げの回数は1回が妥当だとし
4人が年内は利下げを行うべきではない!
という感じで足並みがそろわない様子です。
いまのところ、9月というのが濃厚とみられていますが、
実際、マーケットは利下げはまだ先だと踏んでいるようで
直近のドルインデックスは上昇傾向にあります。
せっかくなのでドル円のチャートも
こちらは相変わらずの右肩上がりですね。
また米国の株式市場は相変わらず絶好調で、
ナスダック100は史上最高値を更新し続けていて
まもなく20,000ポイントの大台に乗せる勢いで、
S&P500も高値を更新している状況です。
これだけ好調なのは様々な要因があると思いますが、
ジャパンマネーが一番の要因であると考えています。
何にしても、
米国で利下げが実施された場合には、
ドル円は下落すると思われますが、
一時的なものになると見ているので、
タイミングを見計らい、
自己資産をさらにドル転したいと考えています。
ちなみに会社設立以来、
はじめてブログの更新を2週間行っていなかったわけですが、
6月3日に肺炎をこじらせてしまったようで、
一時はICUに入る状態に陥って更新が出来なかったというわけです。
無事退院して、ほぼこれまでと同じように業務を行えるようになりましたが、
みなさんもお体には十分注意してお過ごしください。
入院はもう懲り懲りです。