前回のブログでお伝えした、
HSBCのアプリ設定時に生年月日を正しく入力しているのに「登録情報と違う」と表示されてしまい、
どうにも進めなくなってしまったという件の続報です。

どこよりも早く情報をお届けすることをモットーにブログをアップしているので 今回の出来事も後回しにすることができず、 今週はなんと異例の3つ目の投稿になります。 「インターネットバンキングにログインできなくなりました。」 よくある比較的多いお問い合わせ内容です。 一通りの状況をメールでう...
ご相談くださった方は幸いにもインターネットバンキングにログインできたので、
交渉の要点をお伝えしHSBCのチャットサポートを使って、
なんとか香港まで行かずに生年月日の登録内容を直してもらえないか交渉してもらいました。
※今日はこの画像が付いたメールが送られてきていましたね。
その結果、、、
and kindly request that you visit our Hong Kong branch in person to proceed with the update.
(ご不便をおかけして申し訳ございません。
香港の支店までお越しいただき、アップデートをお願いいたします。)
――という結果になってしまいました。
銀行側の言い分としては、
「口座を開設する際には、お客様ご自身に最終チェックをしていただいているので、
その時点で間違いがないか確認してもらう必要がある」
とのこと。
つまり、『その時に確認していれば防げたはず』というスタンスのようです。
実は私も、今回とは少し違うケースではありますが、
似たようなトラブルの話を聞いたことがあります。
それは、「口座を開設した際の登録名が旧姓のままだった」というもの。
その方は女性で、パスポートの有効期限内にご結婚されたそうです。
今では制度が変わっているようですが、当時はパスポートの最後のページに
「氏名が変更になりました」というスタンプを押す仕組みでした。
つまり、そのスタンプで新しい姓になっているパスポートを使って
口座を開設したはずなのに、帰国後に確認したところ、口座名義が旧姓のままだったというのです。
パスポートの顔写真が記載されているページの名前がそのまま登録されてしまったという事。
「いやいや、なぜそれまで気づかなかったの?」というツッコミどころは満載なのですが(笑)、
とにかく登録されていた名前が違っていたわけです。
しかも気づいたのが日本に帰国した後だったため、
直接銀行のカスタマーサービスに電話をして事情を説明したそうなのですが――
結果は今回と同じ。
修正のためには現地(香港)へ渡航する必要がある、という回答だったそうです。
そう考えると、誕生日のアップデートのほうが、名前の変更よりはまだ手続きが楽そうですよね。
もちろん、どちらも渡航が必要になるという点では変わりませんが、
少なくとも誕生日の修正のほうが、まだ話が通りやすい印象です。
実際、結婚などで名前が変わった場合の変更手続きはかなり大変です。
現地の日本大使館まで行って、必要書類を取得しなければならないため、
どうしても手間と時間がかかってしまいます。
ということで、今回のケースでは残念ながら渡航が必須であることが判明しました。
とにかく!
まだHSBCのスマホアプリを設定していない方は、できるだけ早めに設定を試してみてください。
そして、登録内容に自信がない方や、
登録を進めようとしてもエラーが出て先に進めない…という場合は、
どうぞお気軽にご相談ください。