コロナウイルス、マーケットへの影響
ここへきて一段と大きなニュースに発展している新型コロナウィルス!
発症源の中国に次いでの感染者数となった日本に、世界からの反応が次第に大きくなってきました。
日本料理店のショーウィンドーに落書きをされたり、
海外でマスクをしている日本人に対し「コロナ!」と指をさして逃げる。
さらには、ちらほらと日本への渡航自粛を発表する国も出始めました。
真っ先に反応があったのは?
こうしたことから、日本の経済に影響が出ることは必至であるわけですが、いち早く反応を見せているのが為替です。
主軸通貨の米ドルとの比較であるUSDJPYは、
昨日から急激な上昇をみせ109円台後半から112円台に乗せるまでになりました。
USDJPYが上昇するということは主軸であるUSDが上がり、JPYが下がるということ。
ここ最近までは、USDJPYは長期的に右肩下がり円高方向のトレンドを描いていましたが、
ここへきて一気に方向転換する傾向が強まりました。
テクニカル的な視点では、この動きは114円台半ばまで大きな抵抗が見られないことから、
割とすんなり円安が続くように思われます。
為替に影響が出てくると困ることは?
ここで困ってくるのは、海外で積立を継続されている方々。(私も含め)
基本、ドルベースでの契約であるため毎月決まった額を積み立てていても、
円安になればなるほど支払額が大きくなるわけです。
ただし、忘れてはいけないのが積立は何があっても淡々と継続することが重要!
特に海外投資の場合には、為替は常について回るためここで一喜一憂するのはNGです。
為替を見てもお分かりのように、日本に対する目は現在かなりシビアになっていると言わざるを得ません。
ニュースでも流れていますが、
中国からの観光客を煙たがっていた京都は、日曜でも閑散としている状態になっており、
どうやって呼び戻そうかと躍起になっています。
こうしたことが、日本各地で起きているため心配されているのが今年開催のオリンピック。
昨日の報道で、トランプ大統領がオリンピックを見るため来日するかも!
などというのが流れていましたが、来ることは無いでしょうね。
来るどころか、日本からの入国を拒否!渡航禁止!となるのではないかというのが心配でなりません。
2012年にオリンピックを開催したロンドンの市長が、
コロナウィルスの感染拡大で東京オリンピック・パラリンピックが中止になることを想定して、
ロンドンで代替開催する用意があると発表した模様です。。。
あと、心配なのは中国と香港ではスーパーからトイレットペーパーが姿を消し始めたとのこと。
まるでオイルショックの様相を呈してきました。
いま日本では何処に行ってもマスクが買えず、
ネットオークションでは100枚100万円などというものまで出ている始末ですから、
これにトイレットペーパーも加わってくると、日本離れがさらに加速しそうです。
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