マーケット情報 12月のFOMC波乱なく0.50%の利上げで落ち着く

2022年最後のFOMCが波乱なく終了し、
結果はご存じの通り
過去4回連続しての0.75%から縮小し
0.50%引き上げFF金利の誘導目標を4.25-4.50%としました。

 

その後の会見でパウエルFRB議長は、

「物価の安定を取り戻すのに完全に痛みのない方法があれば良いが、それはない。

われわれは最善の方法を取っている」

と現在の政策が間違っていないことを強く訴え
金利をさらに引き上げなければインフレを根付かせ、
痛みはさらに大きくなるといった発言をしました。

 

現時点では次回1月31日から2月1日に開催されるFOMCでの利上げ幅は、
0.25%とさらに縮小するとする見方が多くなっていますが、
再び0.50%の利上げが行われる可能性が上昇しています。

 

ちなにみ2023年のFOMCスケジュールはこちら

 

第一回 1月31日ー2月1日

第二回 3月21日ー3月22日

第三回 5月2日ー5月3日

第四回 6月13日ー6月14日

第五回 7月25日ー7月26日

第六回 9月19日ー9月20日

第七回 10月31日ー11月1日

第八回 12月12日ー12月13日

 

今回のFOMCで2023年のFF金利予想中央値は5.1%
少なくとも0.75%は追加利上げが行われると予想されています。

 

日本の政策金利はー0.1%ですからね、
そりゃ円も安くなるってもんです。

 

という事で今回のFOMCで米ドルはどうなったかというと

 

下値を切り下げ104を割り込む場面もありましたが、
今は切り返している状態。

 

ドル円は、

 

FOMC終了時の金利発表での動きよりも
前日に発表された消費者物価指数の方が動きが大きくなっているわけですが、
ドルインデックスのチャートと比べると、
下値を切り下げることなく下に行きにくくなっているのが分かります。

直近の赤いラインを上回ってきたら要注意といったところでしょうか。

 

他の通貨ペアも見ておくと、

 

 

 

ポンドドルユーロドル
着実にドル安が進んでいることが分かりますね。

 

そんな中、
米国株式市場はどうなっているかというと

 

 

S&P500もNASDAQ100も
下落のチャネルラインから抜け出れるのか?
と思いきや、
長い上ヒゲを付けて下落してしまってます。

やはりまだ本格的な反転にはならなそうですね。

 

ただし、

 

ゴールドは良い感じで逡巡を繰り返し上値追いになっています。

 

以前このブログでHSBCのペーパーゴールドの購入方法をご紹介したことがありましたが

HSBC香港 GOLD(ペーパーゴールド)の購入方法

ブログをあげたのが6月21日なので上のチャートで言うと
下から3本目に引いてある赤いラインのあたりなので、
その時に購入された方はもう少しでトントンになりますね(笑)

 

ちなみに、当時の画面と現在の画面では大きく変わってしまいましたが、
入り口が変わっただけで、
操作方法は同じですのでご安心ください。

 

また、新しくなったインタネットバンキングについて
セミナーを開催します。

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