「友人がオフショア投資を検討すると言っています。すごく儲かるらいしいのですが、そんな美味しい話はあるのでしょうか?」

ごく一部の特殊なストラテジーを持つファンドを除けば、大半のファンドは成長市場に対して継続的な投資を行うことが基本としています。
つまり、ある程度は景気に左右されますから、一方的に右肩上がりということはありえません。
年によっては20%以上の利回りが出る場合もありますが、マイナスになる年もあります。
オフショア投資の最大のメリットは長期的な運用による複利の効果であると思います。

「オフショア積立投資に関心があります。どんな商品をどこから購入すればいいかアドバイスをお願いします。」

オフショアの積立て商品は金融商品取引法の規制により国内業者から購入することはできません。
従って、いわゆるIFAと呼ばれる代理店から購入する必要があります。
日本にお住まいの方であれば、香港のIFAにコンタクトを取ることをおすすめします。
但し、IFAを謳う業者の中には香港SFCのライセンスを持たない業者もありますので注意が必要です。

「オフショア商品の話を聞きました。マン島で組成された商品は、法律によって保証があるようですが本当でしょうか?」

1991年にマン島で制定されたLife Insurance Reguration(生命保険契約者保護法)により、
マン島の保険会社(いわゆるオフショア生保)の商品を契約した者は国内外を問わず、
時価評価額の最大90%が保護されることとなっています。
この法律によりマン島内のオフショア生保はマン島政府に対し一定の金額を積立てることを義務付けられており、
有事の際にはマン島政府が契約者に対して弁済するシステムとなっています。

「友人からオフショア投資というものを聞きました。友人は詳しくはないので、説明できないようですが、初心者でも安心できる相談可能なところはありますでしょうか?」

相談だけでしたら国内の金融機関や上級FPさんで良いかもしれませんが、
多くの業者さんはオフショア投資に不案内な傾向があるようです。
やはり日本から最も身近なオフショアと呼ばれる香港のIFAにご相談されるのがベストかと思います。
もちろん、私どもは長年のノウハウがありますので、お気軽ご相談下さい。

「数年後に日本がデフォルトすると言われ香港に銀行口座を開設し、オフショア投資を始めました。香港の銀行口座と契約したオフショア投資は大丈夫でしょうか?」

日本がデフォルトしてしまい円の価値が下がった場合には、他国への影響も大きいですが、
香港の銀行口座やオフショア投資は外貨での資産になりますので、リスクヘッジとなります。
香港の銀行口座のアフターサポートも行っておりますので、お困りごとがあればご相談ください。

「共同名義と受益者の違いは何ですか?」

例えばAさんとBさんの共同名義となっている場合、
Aさんが亡くなった場合にも証券は解約とはならず、Bさんがそのまま積立てを継続することができます。
受益者は契約名義人の死亡等により全員が不在となった場合に、返戻金を受け取ることができる者のことを言います。
なお、共同名義と受益者を同時に設定することも可能ですが、
契約者と同一の方を受益者とすることはできませんのでご注意下さい。

「何親等までであれば共同名義を設定できますか?」

特に明確な規定はありません。
もちろん審査はありますが、極端に言えば他人同士でも共同名義を設定できる場合があります。
しかしながら、相手方が死亡した場合に死亡診断書を取得しなければならない等の実務的な観点から申しますと、
やはり三親等内の親族であることが好ましいでしょう。

「受益者は未成年でも設定できますか?」

はい、できます。
但し、受益者が未成年の場合には別途被信託人の設定が必要となります。
被信託人とは簡単に言えば財産管理者のことで、この場合、受益者が有効に返戻金を受けることができるよう
契約者(信託人)から委託された者のことを言います。