大統領選挙が近づき、荒れると思われた株式市場だが?

前回の米大統領選挙は?

2016年11月8日に実施された米国の大統領選挙。

事前予想では民主党ヒラリークリントンが圧倒的有利で、共和党ドナルドトランプの敗退は濃厚というものでした。

 

その時のマーケットは?

しかし、民主党の地盤であったペンシルバニア州・ミシガン州・ウィスコンシン州といった地域でトランプが勝利するという大どんでん返しにより、見事ドナルド・トランプ氏が米国大統領に就任したのは今でも記憶に新しく、あの時の為替マーケットの動きはなかなか面白く、たった数時間の間に、下は101円前半から上は105円台後半と4円以上の動きを見せ、その後は一気にドル高が進み翌12月にはドル円は118円台半ばまで上昇することになりました。普段の動きからは考えられませんが、ここまで大きな影響をもたらしたのが前回の大統領選挙でした。

当時のドル円の日足チャート

 

 

今回11月3日の大統領選挙事前予想でも、トランプ氏劣勢を予想する向きが多くバイデン氏の優勢を報じています。

投票前の段階で、為替市場はほぼ横ばいの動きになりつつも、若干円高ドル安に振れていて週末時点では104円台半ばで終了しています。

 

最近のドル円日足チャート

 

今回の動きは?

今回もまた開票後の動きが楽しみな為替市場ではありますが、
それは別としてトランプ&バイデンともにお互いを蹴落とすためのネガティブキャンペーンが繰り広げられ、それぞれが結構大きめなバットニュースとして公表されたと思うのですが、株式市場の反応が薄い気がします。

もちろん、S&P500などは新型コロナウイルスの影響で落ち込んでから、再度上値を試す展開になっていたことで高値警戒感があって調整をしているため、ここ2週間程度は軟調な動きにはなっています。

 

注目する点として、市場参加者はトランプ氏が勝利してくれた方が良いと判断しているようで、月初に同氏がコロナに感染したという報道で下落したと思えば、状況は好転しているという報道で上昇したことからも窺い知れます。

 

個人的には選挙前に、株式市場の混乱を予想していただけに残念。。。です。

 

残念な理由としては、

①いちトレーダーとしてボラティリティ低下を嘆いている。

②S&P500を指標とした中長期積立をされているお客さんへのアドバイスとして「円高&株安」が来たら、前納することを推している。

③ブログネタの減少。

 

②については、10年15年20年を満期とし、満期時にそれぞれ100%140%160%の特約保証が付いている商品があり、面白い仕組みを採用していて、本来であれば契約年数をかけて月々決まった金額を積み立てていくわけですが、支払のオプションとして1年間で最大3年分の前納ができるという仕組みを採用しています。なので、例えば15年の商品を契約している場合には、1年目に3年分を支払ってしまい2年目に3年、3年目に3年、4年目に3年と4年で全ての支払いを済ませてしまうことが出来るということ。

これの何がいいかというと、S&P500は上下動はありつつも基本右肩上がりで推移しているため、早い段階で支払いを済ませてしまった方が少ない資金ですむ可能性がある。さらに、為替の動きは基本レンジと言われているものの、現状の日本から将来的な日本の国力を考察するに、上がるとは到底思えないことから、国力の低下=円の下落とすると、こちらも早い段階で支払いを済ませてしまった方が少ない資金ですむ可能性がある。
ちなみにこの商品は米ドル建です。

 

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