未だに収まることなく、新型コロナウイルスの影響によりマーケットが荒れております。
それとともに、為替レートも変動が激しい今日この頃です。
海外の積立投資をされている方であれば、
株式市場や債券市場といったマーケット状況が気になるところだと思いますが、
積立を海外の銀行にある資金を使うのではなく、毎月クレジットカードで支払っている方からすれば、
為替レートも気になるところではないでしょうか?
いまさらではありますが、為替レートが円高ドル安に振れてくれるのであれば、
毎月のドル建ての投資について、日本円で支払う金額は少なくて済み、
逆に円安ドル高になってしまえば支払う金額が大きくなってしまうわけですからね!
先月は、月初107円台だったにもかかわらず、
9日には101円台まで落ちたと思ったら今度は一転111円台まで上昇して、
結果的に月初の107円台に戻ってきたという状態でした。
これを例えば、
積立の額が毎月USD1,000で積立をしている人で比較してみましょう。
・決済された日が3月9日
USD1,000×101円=101,000円
・決済された日が3月24日
USD1,000×111円=111,000円
決済された日が、101円台まで円高が進んでいた9日だった人と、
111円まで円安が進んだ24日だった人とで比べてみると、
9日に決済された人は支払い(カード手数料など除く)が101,000円なのに対して、
24日に決済された人の支払いは111,000円と1万円も開きが出てきます。
同じ3月に支払いをしているにもかかわらず約10%の違いがあったということです。
実際に、弊社でサポートさせていただいているお客様からも
「為替レートはいつのものが適用になるんですか?」
という問い合わせを受けることがあります。
いつのレートが適用になるのか?
答えは、「カード会社にお問い合わせください。」となります。
なぜかというと、あくまでプロバイダー側は指定されたクレジットカードへドル建ての決済をするだけで、
基本は証券発行日に決済します。
例えば、証券発行日が2013年4月10日だとすると、毎月10日に決済するということです。
為替レートについてはカード会社側で決めるものですので、プロバイダー側には分からないということですね。
もちろん、元となる為替レートはカード会社が決めているわけではなく、
相場次第になるわけですが、ニュースなどで表示される為替レートと同じではなく、
その上にカード会社が為替手数料なども加味して決められています。
このカード会社手数料はそれぞれの発行元によって違ってくるので、
どのカードがお得なのかという点も考えるべきかもしれません。
海外積み立ての場合は長期になるので、わずかな違いも「塵積って山となる」ですからね。
将来、大きな違いになることを考えたら、一度検証してみるのも良いかもしれません。
このカードは使えばポイントの還元が大きいと思って利用していても、
実は為替手数料を他のカードよりも取っているなんてこともあるかもしれません。。。
クレジットカードのお得情報はお伝え出来ませんが、海外積み立てでお困りごとがありましたらお気軽にお問い合わせください。
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