クレジットカード決済と為替の関係
先日公開した
海外積立と為替レートの関係 新型コロナウイルスの影響は未だ収束せず、マーケットは不安定な状況が続いています。 それに伴い、為替レートの変動も非常に激しい日々が続いています。 海外積立投資を行っている方であれば、株式市場や債券市場の動向が気になるところですが、 毎月の支払い...
は、すでにお読みいただけましたでしょうか。
本日は、その内容とも深く関係する
「クレジットカード支払いとドルコスト平均法」
について解説します。
まだ上記の記事を読んでいない方は、ぜひ先にご確認ください。
クレジットカードとドルコスト平均法
海外積立投資が
ドルコスト平均法
を活用できる点は、多くの方がご存知かと思います。
しかし実は、
クレジットカードで外貨建て積立を行っている方は、
さらに大きな恩恵を受けていることをご存知でしょうか。
このメリットは、
- 円建て積立 → 対象外
- 毎月USD建て(例:USD500、USD1,000)で積立している場合 → 対象
に限られます。
為替変動が平均取得単価に与える影響
例えば、現在の為替レートが
1ドル=100円だったとします。
その後、
- 1ドル=120円(円安)になれば、日本円での支払額は増える
- 1ドル=80円(円高)になれば、日本円での支払額は減る
という動きになります。
結果として、円高・円安の波を通じて
ドル建て資産の平均取得単価を下げる
効果が期待できます。
これが、クレジットカード支払い×外貨建て積立ならではの強みです。
ドルコスト平均法とは?
ドルコスト平均法とは、株式や投資信託などの金融商品を、
一度に購入するのではなく、
一定額を定期的に継続して投資する手法です。
価格が高いときには少なく、安いときには多く購入されるため、
結果として平均購入単価を平準化できるとされています。
なお、「ドルコスト平均法」という名称ですが、
米ドル建てで投資することを意味するわけではありません。
長期投資でリスクを抑えたい場合に有効な手法ですが、
短期売買やハイリターン狙いの投資には向きません。

海外積立は「ダブルのドルコスト平均法」
海外積立投資を日本のクレジットカードで行っている場合、
- ファンド価格に対するドルコスト平均
- 為替レートに対するドルコスト平均
2つのドルコスト平均法を同時に活用できます。
この仕組みを理解していれば、
為替レートの短期的な変動を
過度に気にする必要はないことが分かるはずです。
実際、為替を気にしすぎた結果、
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といった判断ミスにつながるケースも少なくありません。
本当に大切なのは「継続できるかどうか」
海外積立で最も重要なのは、
どれだけ長く積立を継続できるかという点です。
マーケットや為替を強く意識すべきなのは、
満期が近づいている段階に入ってからで十分です。
途中で支払いが難しくなった場合には、
海外積立投資は「継続」が前提 海外投資(オフショアのセービングプラン)は、言うまでもなく 長期で積立を継続することが前提となる金融商品です。 そのため、途中で支払いを止める「積立の停止」は、基本的には極力避けるべき行為であり、 あくまで例外的・非常手段として考える必要があります。 ...
のような制度もありますが、
長期的には不利になるケースが多いため、
慎重な判断が必要です。
まとめ
クレジットカードによる外貨建て海外積立は、
- ファンド価格
- 為替レート
両面でドルコスト平均法を活用できる、
非常に合理的な投資手法です。
短期的な為替やマーケットの動きに一喜一憂せず、
長期視点で積立を継続することが、
結果的に最も安定した成果につながります。
現在、海外積立についてお悩みがある方は、
お気軽にご相談ください。

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