先日書いた「海外積立に利用するクレジットカードの為替レートについて」は、
読んでいただけましたでしょうか?
今日はその内容にもかかわることですので、まだお読みでない方は是非ご確認ください。
クレジットカードとドルコスト平均法
海外積立がドルコスト平均法を利用できることが、メリットとご存知の方は多いことと思います。
実はこのメリットはクレジットカードで投資している人には、さらに恩恵があることは理解されていますか?
クレジットカードで支払いされていても、円建てで積立投資されている方は関係ありません。
毎月500ドルなど外貨建てで投資をされている方に限ります。
例えば、為替が現在1ドル=100円だっととします。
その後、1ドル=120円など円安になったとすると、今よりも多い日本円でドル建ての資産形成することになります。
しかし、そのあと為替が変動し1ドル=80円など円高の時であれば、今よりも少ない日本円でドル建ての資産ができます。
つまり、平均取得単価を低くすることができるということですね。
ドルコスト平均法とは?
ドル・コスト平均法とは、株式や投資信託などの金融商品の投資手法の一つ。
金融商品を購入する場合、一度に購入せず、資金を分割して均等額ずつ定期的に継続して投資する。
例えば「予定資金を12分割して、月末ごとに資金の1/12を投入し、一年かけて全量を買う」という手法。
USドル建てで投資することを意味するものではない。
高値掴みのリスクを避けるための時間分散の一種であるが、数量を等分するのではなく、
金額を等分する点が単なる分散と異なる。
価格が高い時は購入数量が少なく、安い時には多いため、単純な数量分割に比べ平均値の点で有利になるとされる。
ただし価格が下がった場合のみならず、上がったときにも買う点で難平買いとは異なる。
長期投資でリスクを抑制し、安定した収益を得たい場合に使われる手法である。
上げ相場でドル・コスト平均法を行うと(最初に一括で購入した場合と比べて)平均購入単価がかえって高くなり、
収益を減少させてしまう欠点もある。
タイミングを精密に測れないため、値動きの激しい商品で、ハイリターンを目指す投資には向かない。
(ウィキペディアより引用)
海外積立投資を日本のクレジットカードでされている方はファンドに対しても、
為替に対してもダブルでドルコスト平均法を利用することができます。
これを理解されていれば、先日のブログで書いていた為替レートについては、
そこまで細かく気にする必要はないと理解していただける思います。
マーケットや為替レートの一時的な変動は、
長期積立をされている方はそれに対して一喜一憂すべきものではないということですね。
大事なのはどれだけ長く積み立てを継続できるのかということで、
マーケットや為替を意識しだすのは満期に近づいている方だけがすればいいのです。
現在海外積立をされていて、お悩み事などございましたら一度お問い合わせください!
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