HSBC香港セキュリティデバイスの電池切れ問題
先日、お客様より
「HSBCのセキュリティデバイスの電池が切れそうで不安」
というご相談をいただきました。
海外口座をお持ちの方にとって、
ログインできない=資産を動かせないという非常に深刻な問題です。
特に、
海外投資におけるKYC対応の重要性 海外投資のサポート業務を行う中で、 近年特に増えているのがKYC(本人確認)の提出・更新に関するお問い合わせです。 数あるオフショア生保の中でも、ケイマン籍の インベスターズトラスト社 (以下、ITA)では、 KYCのアップデート対応が年々厳格化し...
でも解説している通り、
本人確認や認証ができない状態が続くと、
各種手続きが完全に停止してしまいます。
セキュリティデバイスとは
セキュリティデバイスとは、
ワンタイムパスワードを生成する
カード型の認証端末です。

これは、日本の銀行でいうワンタイムパスワードトークンと同じ役割を果たします。
今回、
HSBC香港
へチャットで問い合わせたところ、
「セキュリティデバイスは現在発送しておらず、モバイルアプリで対応してください」
との回答でした。
デバイスの再発行を希望しましたが、
現時点ではアプリへの移行が原則のようです。
今後はアプリ対応が主流になる
海外銀行では、日本の銀行と異なり、
サポート担当者によって回答が異なるケースもあります。
ただし流れとしては、
セキュリティデバイス → モバイルアプリ
への移行が進んでいるのは間違いありません。
ガラケーをご利用の方は、
将来的にスマートフォンへの切り替えが必須になると考えておいた方が良いでしょう。
バッテリー切れ前に現れる警告表示
HSBCのセキュリティデバイスは、
通常5年程度使用できますが、
利用頻度によっては2年ほどで電池切れになる場合もあります。
ただし、突然使えなくなることはほとんどなく、
事前に警告メッセージが表示されます。
| BATT 5 | バッテリー切れまで約5週間 |
| BATT 3 | バッテリー切れまで約3週間 |
| BATT 1 | バッテリー切れまで約1週間 |
| BATT 0 | まもなく使用不可 |
バッテリー切れ前に必ずやるべきこと
BATT表示が出た時点で、必ずモバイルアプリへ切り替えてください。
スマートフォンで
「HSBC HK」
と検索し、公式アプリをインストールします。
デバイスの電池が残っていれば、
比較的スムーズに切り替えが完了します。

すでに電池が切れてしまった場合
電池が完全に切れてしまった場合、
モバイルアプリへの切り替えは一気に難易度が上がります。
基本的には、
- HSBCへ英語で電話
- セキュリティデバイスと口座の紐付け解除を依頼
という手順が必要になります。
英語対応が難しい場合、
インターネットバンキング自体を一度閉鎖
する方法もありますが、
- 書類提出が必要
- 完了まで約1か月
と、かなりの手間がかかります。
海外資産は「使えない状態」が一番危険
ログインできない状態が続くと、
- 送金ができない
- 個人情報の変更ができない
- 引き出しができない
といったトラブルにつながります。
まとめ
HSBC香港のセキュリティデバイスは、
電池切れ前の対応がすべてです。
少しでも警告表示が出たら、
すぐにモバイルアプリへ切り替えておきましょう。
ご自身での対応が不安な場合や、
すでに電池切れになってしまった場合は、
お気軽にご相談ください。

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