海外積立に関するご相談の中で、これまで何度もいただいてきたのが、
「海外積立はしたいが、個人的な事情によりクレジットカードが持てない
(あるいは、持てなくなってしまった)ため、積立を始められない」
という内容です。
クレジットカードが持てない主な原因
理由は比較的シンプルで、
債務整理や延滞などの金融事故を経験し、
信用情報(いわゆるブラックリスト)に登録されている状態
であることがほとんどです。
この状態では、クレジットカードを新たに作ることが難しく、
信用取引そのものが制限されてしまいます。
実は海外積立はクレジットカード必須ではない
意外と知られていませんが、
オフショア積立は必ずしもクレジットカード限定ではありません。
実際には、以下のような支払い方法も存在します。
- 銀行引き落とし
- 銀行送金
- デビットカードによる支払い
ただし、ここで重要なのは「理論上可能」と「現実的に可能」は別という点です。
銀行引き落とし・送金が現実的でない理由
銀行引き落としは、すべてのプロバイダー(保険会社)で対応しているわけではありません。
また、日本国内の銀行口座から直接引き落としてくれるケースはほぼなく、
海外銀行口座(例:HSBC香港など)を保有していることが前提
となります。
さらに、海外に収入源を持たない多くの方にとって、
この方法は現実的とは言いづらいのが実情です。
加えて、日本の銀行から海外への送金は海外送金扱いとなるため、
高額な送金手数料を毎月支払い続ける
という、あまり合理的とは言えない状況になってしまいます。
現実的な選択肢は「デビットカード」
以上を踏まえると、現実的な選択肢として残るのは、
デビットカードによる支払い
ということになります。
ただし、デビットカードには一つ大きな注意点があります。
それは、
プロバイダー側の「請求方式」によって、
利用できるカードとできないカードが存在する
という点です。
正直なところ、
「このカードなら絶対に使える」「このカードは使えない」
と明確に見分ける方法はありません。
それでも諦めるのは早い理由
確かにデビットカードには制約がありますが、
実際に積立に利用できているカードが複数存在する
のも事実です。
そのため、
「クレジットカードが持てないから海外積立は無理」
と諦めてしまうのは、非常にもったいない選択だと思います。
デビットカード利用時の注意点について
なお、デビットカードで積立を行う際には、
- 決済エラーが起きやすい条件
- 残高管理の注意点
- 途中で使えなくなるケース
など、知っておくべきポイントがいくつかあります。
ただし、これらは公開情報として書いてしまうことで弊害が出る可能性もあるため、
ここでは割愛させていただきます。
より詳しい内容を知りたい方は、個別にご相談ください。
なお、クレジットカード決済そのものに関する基本的な仕組みについては、
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もあわせて参考にしていただくと理解が深まります。

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