海外投資 IFAの移管手続きについて

先月の頭にIFAのMEGA社が業務終了していた
という記事をアップさせていただきましたが、

【前回の記事はこちらをクリック】

MEGA社で契約されていた方は勿論の事、
その他のIFAで契約をされている方からのお問い合わせも
多数いただきました。

 

中でも、ハリスフレザーで契約されているという方からの問い合わせが多く
契約当初はメールはもちろん電話でも問い合わせを行えば回答があったものの
一年前くらいから電話で連絡してもつながらなくなり、
それでもメールを送れば返信が来ていたようですが、
半年ほど前からはメールを送っても一切返信が無くなったようです。

 

他には、ユビキタス(AMICHI グループ)というIFAも業務終了してしまったのか、
専用サイトがあったようですが一切表示されなくなっているようです。

実際にAMICHIのHPにアクセスすると

 

ウェブサイトを更新中という表示がずっと続いています。

こうしたことが起きてしまうと困ったことになるわけですが、
その一部を紹介します。

 

 

私たちがサポートを行っているオフショア投資の多くは、
最長で30年といった具合に中長期の積み立てになっており
そのほとんどはクレジットカードを利用した支払いになっています。

そのため、クレジットカードは有効期限があるために
3年、5年という周期でカードの更新または変更を行う必要があります。

さらに、以前ブログでご紹介したように
最近はフィッシング詐欺等でクレジットカードの不正利用が異常な件数報告されており
そうした場合は、カード番号が変更されてしまうために変更手続きが
必須になるわけです。

 

そして何より忘れてしまいがちなのは、
保険機能が付いている証券が多いという点。

細かな点は省きますが、証券によっては死亡保障がついており
契約期間中に契約者に万が一のことが起きてしまった場合には
保険金が支払われるわけですが、
その手続きが非常に煩雑なもので時間と労力を必要とします。

多くの事後サポートを執り行っている我々でも、
早い場合で2か月ほどかかり、
特殊な事情があったということもありますが、
最長記録は3年というケースもあったほどです。

 

IFAと連絡が取れなければ、相続人の方がFPI(フレンズプロビデント)や
RL360(ロイヤルロンドン)といった保険会社と直接連絡を取らなくてはならず、
これは正直至難の業です。

ご契約者がお亡くなりになってからでは、
移管の手続きを行うことすらできません。

 

もっと身近なところで言えば、
急な出費でお金が必要になった場合には、
一部を取り崩して引き出しができる証券もあるわけですが
入用の際も何もできないという事になりかねません。

 

 

 

 

 

何にせよ、IFAと連絡が取れなくなることは
非常に困った事態を招きかねませんので
どんな時でも連絡が簡単に取れることが重要になってきます。

そのため現在契約しているIFAと連絡が取れない、
または問い合わせを行っても回答が遅いなどといった場合には
IFAを移管することができるという事を覚えておくと良いでしょう。

 

移管に関するご相談がありましたら
お気軽にご連絡ください。

また、ご契約されている証券に関するご相談も
お気軽に。

 

ご連絡はこちらから

 

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