FPI(フレンズプロビデント)の減額可能額をご紹介しましたので、
今回はRL360の方もご紹介しておこうと思います。
FPIが日本居住者の申し込みを受け付けなくなったわけですが、
RL360は日本居住者が申し込み可能な数少ない保険会社の一つです。
一段とドル高円安が進み、
ドル円は上昇を続け137円台に突入。
この4か月程度で約30%上昇しているわけですから、
毎月USD500の積立を行っている場合、
3月は53,000円ほどだったものが68,500円と15,500円ほど
支払が増えているという事。
ただ、間違えてはいけないのは、
積立は負債ではないという事です。
ついつい、カード明細に載ってくるので、
マイナスなイメージを持ってしまいがちですが、
円安=円ベースでの資産増加
だという事を忘れないようにしてください。
RLの停止をするデメリット
FPIとは違って、
RL360の場合には積立を停止することによって発生する
デメリットがあります。
積立を停止してしまうこと自体が、
証券にとって良くない影響を与えるのはもちろんですが、
実際に起きるデメリットは以下になります。
1.手数料の上昇
証券によって違ってきますが、プラン手数料がアップします。
現在契約可能なRSP(レギュラーセービングプラン)を例に挙げると
積立を継続中⇒USD7
積立を停止中⇒USD21
といったように手数料が3倍になります。
2.ロイヤリティーボーナスの減少
満期時に受け取れるボーナスがあるのですが、
このボーナスが積立を停止することによって減少します。
例えば、積立期間20年の場合は満期まで一度も停止をせずに
積立を行うと5%のボーナスが付与されますが、
積立を停止すると0.25%減少し4年停止してしまうと
0.25×4=1%で、4%に減ってしまいます。
因みに最低でも10年は積み立てを継続しないと
このボーナスを受け取ることはできませんので、
ご注意ください。
こうしたデメリットを回避するために、
どうしても現状の積立を継続する事が厳しいといった場合、
積立を停止するのではなく減額することを検討しましょう。
それでは早速、各商品の減額可能額を紹介します。
RL360積立商品
Quantum
最低積立金額:USD300
Quantum 1
最低積立金額:USD320
Quantum 2015
最低積立金額:USD320
Quantum CR
最低積立金額:USD320
RSPCR
最低積立金額:USD280
はじめにもご説明した通り、
積立は負債ではなく資産形成のために行うものですので、
可能であれば停止はもちろん減額もせずに満期を迎えられるのが
一番なのは言うまでもありません。
そして、契約したは良いけど、
そのあと担当者と連絡が取れないといった事例が、
また最近報告されるようになってきました。
海外投資はその性質上、
契約後のサポート非常に重要です。
もし、FPIやRL360などの証券をお持ちで、
担当と連絡が取れずに放置してしまっているという場合には、
一度ご相談ください。
いくつかの解決策をご提案させていただきます。
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