受益者(死亡時受取人)
もしも自分の身に何かあった時に備えて受益者(死亡時受取人)の指定をしておくことは大切です。
このことについては過去に何度か記事にしたかと思います。
また、まだ数回ではありますが弊社で主催したZOOMオンラインセミナーには非常に多くの方にご参加いただき、結果として大多数の方に受益者指定のお手続きをいただいており、感謝の声をいただいております。
・受益者設定をした方が良いよとは聞いていましたが、面倒なのでやっていませんでした。今回のセミナーを聞いて事の重要性に気が付き、重い腰をやっと上げることが出来ました!
・死亡することを前提の手続きなんて。。。と思っていた自分が恥ずかしいです。これで安心ですね。
・契約したときに設定したものだとばかり思っていて、セミナーのアナウンスがあった時に万が一と思って確認できて良かったです。まだまだ死ぬ予定はありませんけど、思い込みではなく実際に設定したので更に長生きします。
受益者の指定
なんだかわからないしとてもめんどくさそうに思えてしまうかもしれませんが、本来は受益者の指定は何も特別なものではなく、どのIFAを窓口に契約したとしても手続きの方法は基本的に変わりはありません。
ただし、FPI(フレンズプロビンデント)のCR(Capital Redemption)ヴァージョンについては、FPIの公式HPを隈なく探してみてもCR用の書類はどこにも見当たらないのです。
その為、FPI社のCRヴァージョンをお持ちの方は受益者を指定いらっしゃらない方が圧倒的多数を占めるものと推測されます。
しかし、FPI(フレンズプロビンデント)をはじめ、RL360(ロイヤルロンドン)やITA(インベスターズトラスト)StanderdLife(スタンダードライフ)等といった数多くのプロバイダーで契約されている方を毎日多くのサポートをしている弊社におきましては、常日頃から手続き書類について最新の情報を取り寄せているために、このCRヴァージョンの受益者指定にも問題無く対応しております。
受益者設定をしないリスク
例えば、受益者の設定をしていない場合には下記のようなリスクが発生します。
これまで投資してきたものが、全て無駄になる場合も。
契約者がお亡くなりになってしまった場合、IFAやサポートを請負っている業者ではその事実を知る由がありません。
過去にあった事例ですが、親が亡くなったので遺品整理をしていたら、聞いたことの無いわけのわからない英語の書類が大量に出てきた。なんとか苦労して翻訳して調べたところ、海外の商品契約書であることが判明し、書類の中にまぎれて名刺が入っていたため、ダメもとで電話を掛けたらサポートセンターだったということがありました。
この方の場合、たまたまサポートセンターの名刺が一緒に入っていたためサポートセンターと連絡を取ることが出来ましたが、連絡先がわからなければ何もすることが出来ません。
連絡先がわからなければ証券の発行元(プロバイダー)に連絡をして契約情報を確認しなくてはならず、面倒なのは問い合わせが出来たとしても赤の他人に情報を渡すわけにはいきませんので、契約者と問い合わせした人(この場合、娘さんでした)との関係を証明する必要があります。
もちろんすべてのやり取りは英語になります。
そこまでできればいいのですが、出来なければ証券は放置され死亡保険金、または解約返戻金を受け取ることが出来ないということになります。
なので、受益者の設定をしておくことはもちろんの事、受益者として設定した方に前もって自分に何かあった場合にはどこへ連絡すれば良いのかを伝えておく必要があるということです。
FPI(フレンズプロビンデント)のCRヴァージョンをお持ちの方は、まずは弊社にご相談下さい。
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