HSBC香港 送金に関する注意事項!

今回は知っておくことで回避することができる
とても重要な情報をお伝えしようと思います。

 

事の発端は、HSBCから送金を行った際にロックが掛かってしまったので
解除のサポートをしてもらいたいというお問い合わせから始まりました。

 

送金時にロックが掛かったという事でしたので、
これまでの事例の場合は、

・送金限度額を超えた送金指示を複数回行ってしまった

・送金元の口座資金が送金額を下回っているにもかかわらず
何度も送金手続きを行ってしまった

・送金指示を完了する際に入力するセキュリティコードを
何度も間違えて入力してしまった

 

といったことが要因でした。

しかし、
ヒアリングを行ったところ上記に関しては問題がありませんでした。

 

更に突き詰めて状況をうかがったところ問題点が判明!

 

・とある企業から高額の送金を受けた。

・その後、複数回にわたっていくつもの個人へ送金を行った。

・2回目までは問題なく送金ができた。

・3回目の送金ができなかった。

 

完全にマネーロンダリングの疑いをかけられてしまったという事ですね。

10年以上前になりますが、
私の知人が同じような事をして
口座が閉鎖されてしまったという事がありました。
閉鎖されなかっただけよかったという事でしょうか?

 

ちなみにご相談者の方は、
無事にロックを解除することができて
現在は問題なく使用できているという事です。

 

ロックを解除するためにはHSBCに電話をして
かなり詳しく送金の内容を聞かれ、
たっぷり30分以上説明したという事でした。

 

英語力が無いと結構しんどいですね。。。

 

今回の件で重要なことは、
資金の早期移動はマネーロンダリングの疑いをかけられる可能性があり
口座がロックされる恐れがあるということ。

ロックされてしまうと、
解除するのは時間がかかるという事です。

 

お困りになった場合には、
まずはご相談ください。

 

 

Tipsおまけ情報

先日、HSBCの口座からご自身の三菱UFJ銀行へ送金したいという事で
サポートのご依頼をいただきました方より、
無事に着金したとの報告がありました。

その際にかかった費用をお教えいただけましたので、
ご紹介しておきたいと思います。

 

今回送金したい金額は50万円ほどという事で、
HKD29,000の送金を行いました。

その際、HSBCの送金手数料として差し引かれたのが
HKD192.86
送金時の為替レートが18.58円という事でしたので
3,583円

 

さらに、三菱UFJ銀行で取られた手数料が1,500円だったようなので
合計で5,083円かかったという事でした。

50万円送金するのに5000円の手数料がかかったという事ですね。

高いのか安いのかどう思いますか?

 

国内の銀行からなかなか簡単には送金させてもらえなくなったというのは
以前からお伝えしていますが、
銀行によっては海外からの送金を受け取る場合に
送金されてくる理由や証明書を提出するようにと言われることが増えてきています。

 

最近では、SBIネット銀行で海外積み立ての一部を引き出した方が
7日以内に証明を提出しなければ送金元へ送り返すといった連絡があったようです。

着金してから銀行さんから連絡が来るわけで、
その連絡から7日以内に証明書を提出しろと言われても
直ぐに契約元へ連絡をしたとして書類の準備ができるまでに数日かかり
また今月の旧正月のように海外で長い休日があった場合には
間に合わない可能性が高くなります。

 

また、対応の早いIFAで契約をしていればよいですが
昨今人手不足になっているところが多いようで連絡しても
返事が返ってくるのに一週間程度かかるなどという話も聞きます。

これでは確実に間に合いませんね。

 

こうしたことを避けるためにも、
IFAの選別は重要だという事です。

 

IFAについてのご相談がございましたら、
お気軽にご連絡ください。

お問い合わせはこちらから。

 

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