海外投資 RL360からの一部引出、解約に関する情報

止まらない円安、
止まらないインフレ、
止まって久しい収入アップ。

こうした状況下で増加しているのが、
RL360やフレンズプロビデントなどオフショア投資で
契約している証券からの一部引出や完全解約です。

個人的には、円安もインフレもこれからが本番だと思いますので
本当に切羽詰まった状況でない限りは
解約はもちろんですが、一部引出ですら時期では無いと考えています。

そうはいっても、私たちは依頼をされた手続きは迅速丁寧に行いますので
ご契約者の皆さんにはストレスの無いようにサポートをしております。

というわけで、
今回はRL360から一部引出の手続きを行った方の
事例をご紹介したいと思います。

 

その方は、お子さんの教育資金が不足しているという事で
引出しを行いました。

ここで早速注意事項!

何度かご紹介していますが、
現在国内から海外へ送金するのが非常に困難になっており
少額であったとしても送金を受け付けてくれる銀行はほとんどありません。

そして、一部の銀行では海外からの送金を受け取ることもできない状況にあります。

 

そのため、私たちは引き出しや解約手続きを行う際のご案内時に、
過去の事例をもとに受け取りをする銀行の注意事項として
ゆうちょ銀行、楽天銀行、auじぶん銀行、鹿児島銀行以外での
銀行をしていただくようにとご案内しています。

上記に挙げた銀行は受け取り拒否をされることがあるためです。

しかし、今回引出しをされた方はゆうちょ銀行しか銀行口座を持っておらず
他の銀行口座を開設するのにも時間がかかるため
どうしてもゆうちょ銀行で受け取りたいという事で、
手続きを進めることになりました。

その結果、

通常であれば、一部引出の手続きの書類を各プロバイダに提出すれば
約1か月で指定した銀行に送金されるのですが、
ゆうちょ銀行を指定したことによって受け取りに2か月以上の時間がかかりました。

しかも、ゆうちょ銀行でどうしてもという事でしたので、
現在すべての銀行ではありませんが、
海外からお金を受け取る場合にはマイナバーの登録が必要になっているため
事前に銀行窓口に行ってもらい
マイナバーの登録をしてもらっていたのにもかかわらずです。

 

では何にそんな時間がかかったのでしょうか?

すべて手続きが完了して分かったことですが、
実はRL360からの送金は1か月ほどで完了していたようですが、
銀行に着金した後の確認作業で、
そこから1か月もかかったという事でした。

まず何の送金であるのかという確認から始まり、
・証券の契約書
・契約内容が分かる書類
・引き出し手続きを行った書類
・送金されてきた金額が記載された書類

こうした書類をすべて提出したうえで
更に国際送金課の担当者と数回電話で話をしたというのです。

そこまでやる必要があるのか?
と感じてしまうのは私だけでしょうか。

こうしたことを考えると、
やはり海外投資での受け皿として
HSBCの口座を持っていると便利だなとあらためて感じてしまいますね。

RL(ロイヤルロンドン)やFPI(フレンズプロビデント)、
ITA(インベスターズトラスト)、SUNLIFE(サンライフ)などの証券をお持ちで
HSBCの口座をお持ちで無い場合には、
現時点ではまだ口座開設が可能ですので、
可能なうちに口座を持たれることをお勧めします。

HSBCの口座開設のご相談などございましたら
お気軽にご連絡ください。
また、RL360やフレンズプロビデントといった証券をお持ちの方の
事後サポートを行っておりますので、
こうした証券に関するご相談もお気軽にご連絡ください。

 

 

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