とうとうこの日がやってきてしまった。
というのが率直な感想です。
海外居住者(香港から見て)が口座開設できなくなるというのは、
随分前から言われてきたことで、
そうした話が出始めのころは結構駆け込み需要があったと記憶しています。
しかし、そういった話が出てから何年たっても
一向に口座開設ができなくなるという事はなく
結果、
「なんだやっぱり単なるウワサで、いつでも口座できるんだな
なら満期までは時間があるしいつでもいいや」
と、海外投資をしているにもかかわらず
口座開設を先延ばしにしてしまったという方は相当数いるというわけです。
そして最近になって、HSBCの口座開設がほぼ壊滅状態となったという話が出回るようになり
弊社を含め口座開設のサポートを行っている企業に問い合わせが殺到している状態なようです。
ほぼと書いているのは、完全に口座開設ができなくなったというわけではなく
口座開設をするためには2000万円程度の資産証明が必要など複数の条件があるために
ハードルが爆上がりしてしまい
以前のように気軽に「作っておこうかな~」という感覚では
無理だという事になったという事です。
自己資産が潤沢にあり自由な時間が取れて、
英語力も問題ないよ。
という方であれば、狭き門にはなりましたがまだ間に合うと思います。
という状況であることからも、
すでにHSBCの口座をお持ちの方は
もっと重要視していただいてもよいのではないかと思っています。
なお、今年に入り対応を取りやめておりました
凍結解除サポートにつきまして、
再開することにいたしました。
【口座が凍結されてしまった!】
【凍結されてしまっているかも?】
という場合には、
お気軽にご相談ください。
弊社のブログやセミナーで何度も説明しているので
もうしつこいよ!と言われてしまうかもしれませんが、
口座が凍結されてしまう条件をお伝えさせていただきます。
・2年間ユニオンペイ、Masterデビットカード、クレジットカードで買い物をしていない
・2年間自分の口座から送金を行っていない
・2年以内にタイムデポジットを組んだことがない
・2年間小切手で支払いをしたことがない
・投資口座をお持ちであり、ファンドや株式を購入保有していない
・2年間HKDsavingsからUSDsavingsなどへの両替をしていない(※1)
※1⇒以前は、両替を行っておくだけで凍結されることはありませんでしたが、
絶対に凍結されないというわけではないようです。
なお、上に記載した条件を満たしていない状態で22か月経過すると
HSBCから注意喚起のSMSが届くのですが、
携帯番号が変わっているにもかかわらず変更手続きをしていない
そもそもHSBCからSMSが届いたことがないという場合の
凍結されているかされていないかの確認方法として
一番簡単なのは、
両替ができるかを確認することです。
パソコンのインターネットバンキングかスマホアプリから
両替ができるようであれば凍結はされていないという事になります。
両替ができないという場合には、
操作方法が間違えているか凍結されてしまったという事になります。
どちらにせよ、両替ができなかったという場合には
ご連絡いただければその他の方法で凍結されているかを確認させていただきます。
まずは一度お気軽にご相談ください。
また、正式に発表されているわけではありませんが
現在2年間という猶予があるとお伝えしていますが
期間が短縮され1年になるという話もあるようです。
たしかに2年に一度やるよりも毎年やっておいたほうが
忘れる可能性が減るので凍結になる人も減る気がします。
弊社ではHSBCに関する最新情報をどこよりも早く入手するために
各方面にアンテナを張り巡らせています。
そうした最新情報は、
セミナーでお話しさせていただいておりますので
一度参加された方も参加していただく価値はあるかと自負しております。
次回の開催はまだ未定ですが、
日程が決まり次第ご報告いたします。