スタンダードチャータード銀行 凍結前の通知に注意!

なんと今月は異例の7回目のブログアップになります!

そして今回は久しぶりにHSBCの情報ではなく、
スタンダードチャータード銀行についてご紹介します!

 

HSBC香港の口座に関する情報は、
前回のブログもそうでしたが常に発信しているので
理解されている方も多くなってきた思います。
しかし、
スタンダードチャータード銀行については
弊社でもサポートの実績が少ないうえ、
そこを改善するため、
今年口座開設を行おうと予約をしていたにもかかわらず、
急性肺炎になってしまい渡航を断念した結果、
現在は口座開設が出来なくなってしまったという
非常に残念なことになった関係で、
ご紹介している情報も多くはありません。

 

とはいえ、
少なからずお問い合わせをいただく事もあるため
情報を発信していくことができるというわけです。

今回ご紹介する情報ですが、
海外銀行の場合、
やはり何といっても一番厄介なのは“口座の凍結”だと思います。

HSBCの場合には、
ご承知の通り24か月間口座内の資金に動きが無い場合に、
口座は凍結されてしまいます。
そのため、てっきりスタンダードチャータード銀行も
凍結されてしまう期間は同じだろうと思っていたのですが、
今回違っていたことが判明しました。

 

何が違った?

早速ご紹介しましょう。

これがスタンダードチャータード銀行から届いたレターです。

レターに書いてあるのは、以下の内容になります。

 

重要当社の記録によると、過去10ヶ月間、
上記の口座に対してお客様による取引はありませんでした。セキュリティ上の理由から、
2024年11月26日(締切日)までに
お客様による取引が記録されていない場合、
この口座は非アクティブ状態になります。これを避けるため、お客様はできるだけ早く、
いかなる場合でも締切日までに、
この口座に入金または出金取引を行うことをお勧めします。現在から締切日まで、
オンライン・バンキング、モバイル・バンキング、ATM、
自動電話バンキング、バンキング・サービス・ホットライン、
支店でのサービスを含むすべてのバンキング・チャネルが、
この口座の操作に引き続きご利用いただけます。そうでない場合は、
締切日以降、セキュリティ上の理由により、
この口座は有人チャネル以外では操作できません。

単体口座明細書(該当する場合)の送付頻度は
半年に一度と低くなります。

さらに、非稼動状態の口座は、
残高がゼロになる月に自動的に閉鎖されます。

ご不明な点がございましたら、
営業時間内にカスタマー・サービス・ホットライン
(2886-8888)までお電話ください。

また、オンラインバンキング/SCモバイルにログイン後、
右下にあるステイシーにお気軽にチャットしてください。

 

HSBCは凍結されるまで24カ月あるというのに、
スタチャンは12か月で凍結されてしまうという事です。
これはレターなので、
もっとまえにSMSが届いていたと思われますが、
この方は届いていないという事でした。

とにかく、11月26日までに入金か出金をしないと
凍結されてしまう!
という事は確定しているわけです。

HSBCも同じになってしまったようですが、
以前はOKだった通貨の移動(HKDからUSDなど)だけでは、
凍結を回避することはできない模様です。

ただ、ちょっと注意してもらいたいのは、
この情報が全ての口座保有者に該当するのか?という点が
分かっていません。

なぜなら、
以前は確かに24か月の猶予がありました。
そしてなによりも気になっているのは、
この方が口座を開設してから一年しか経っておらず、
『口座開設ホヤホヤなのに、
一年間使わないなんて何事だ!』
という理由で、
初めのうちは凍結までの期限が、
1年縛りになっている可能性があるからです。

スタッフ

スタチャンの口座をお持ちで、
一年以上口座を動かしていないけど全然平気だよ!
という方が居ましたらご連絡いただければ嬉しいです。

 

そして、
さらにこのレターにある内容で重要なのが、
凍結された場合、有人チャネル以外は、
操作できませんよ。
とありますので、
HSBCとは違って凍結解除をするには、
電話ではなく、
店舗まで赴く必要があるという事になります。
これは結構厳しいですね?

凍結されないために

とはいえ、銀行のルールに対して
文句を言っても始まりませんので、
ルールに則って口座を維持していく必要があるわけです。

先日開催したHSBCのセミナーでもお伝えしている事ですが、
HSBCであっても2年ではなく、
1年に一度は引き出しや送金をすることをお勧めしています。

そうしたことからも、
以前ご案内したスタンダードチャータード銀行発行の
デビットカードが現在でも発行できるのかは
確認できておりませんが、
もしまだ発行が可能であれば
申請しておくことをお勧めします!

 

 

 

HSBCは渡航することで
Masterデビットカードは発行できますので、
まだお持ちで無い場合にはサポート可能ですので、
ご連絡ください。

 

銀行に関するご相談はこちらからお願いします。

 

関連記事