6月30日、
香港国家安全法施行
それからというもの、いくつか香港に関する質問をいただきますが、
現時点で海外居住者にとって影響があるわけではなく、香港内においても生活レベルでは大きな変化は見られないようです。
正直今後どうなっていくのかは、誰にもわからないというのが本当のところではないでしょうか?
そこで私が注目してもらいたいのが、国家安全法が施行されてから金融マーケットはどうなっているのかということです。
将来的に香港にとってマイナスの影響が大きいと判断されているというのであれば、
顕著に視覚でも判断が付くのはやはり株式市場です。
では、7月からのマーケットがどうなっているのか見ていきましょう。
【ハンセン指数月足】
ご覧の通り連日上昇を続けています。
さらに為替市場を見てみると、、、、
【USDHKD】
上記チャートは米ドルと香港ドルレートの推移です。
米ドルと香港ドルはご存知の通りペッグされているため、現在表示されている上下の幅内でしか動きません。
そして、現在価格が下にあるということは米ドルに対して香港ドルが高いということになります。
マーケットから見た香港の現状
さて、いかがでしたでしょうか?
この株式市場と為替市場の動きを見る限りでは、
世界の投資家は香港に対してネガティブな印象を持ってないと考えるのが妥当ではないですか?
ニュースでは人目を引くように派手なアピールをするところがあるため、どうしても認識が偏りがちになってしまいます。
そんな時には、今回のようにマーケットを見てみるというのが一番わかりやすいと思いますよ。
チャートの見方などわからなくて勉強したいという方は是非一度ご相談ください。
また、こうしたお話をセミナー形式でさせていただくことも可能ですのでご要望があればご一報ください!
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