
今日はHSBC香港のサポート事例の話です。
<<依頼内容>>
・ATMカードを紛失したので再発行したい。
通常、ATMカードを紛失した場合は所定の書類(ATM Card/Business Debit Card Services Amendment Form)を送れば割と早く再発行してくれます。
手続きをしてから1ヶ月もすれば新しいATMカードが届くはずです。
しかし、この方の場合は待てど暮らせどあたらしいATMカードが届きません。
書類もEMSで送ったので、香港のHSBCに届いていることは間違いなく確認しています。
2か月たっても届かないというのはあまりにおかしいので、HSBCへ直接調べてみた結果、衝撃の事態が判明しました!
なんと、そもそもHSBCのデータには、この方はATMカードが発行された記録が残っていないということがわかりました。
どうしてそのような記録になっているのかは何度問い合わせても不明だったのですが、HSBCからすれば発行されていないので、再発行はできないということのようでした。
ここからはあくまでも個人的な想像になってしまいますが、その方はHSBCの口座開設以降、ATMカードを一度たりとも使っていなかったようです。使っていなかったということはATMカードの有効化もしていない。
そのため、はじめに手にしたカードの有効期限が切れて、新しい有効期限のATMカードが届いても、有効化していなかったのではないかと思います。
そのため、ATMカードを有効化していないことで、それ以降有効期限が切れても新しいカードは届かなくなった。。。
そんなことかと思っています。
真偽のほどは問い合わせても判明しませんでしたが、いずれにしても今回の場合はATMカードの再発行ではなく、新規で申請しなければならなくなったということです。
ここで重大な問題が発生しました。
今回の場合はATMカードの申請書類を提出すれば大丈夫です。しかし、再発行する場合には登録している住所へ郵送されてくるのですが、新規で申請する場合にはATMカードは郵送で送られては来ず、指定したHSBC香港の支店で受け取る必要があるのです。
普段でも、なかなか近場とはいえ海外へ出向くのは時間もお金もかかるので大変なわけですが、今のように新型コロナの影響によって香港に渡航できない場合は自分で取りに行くことはできません。そうした場合の対処法も用意されていて、委任状を作成して代理で受け取りに行ってもらうことも可能です。とはいえ、香港に友人知人がいる人はそうそう居ないと思いますので、これも無理という方も多いはずですね。ただし!弊社のサポートをご利用いただければ、下記の内容が対応可能です。
1.ATMカードの新規発行書類のご案内
2.必要書類のご案内
3.郵送先のご案内(直接ご自身でHSBCへご郵送いただきます)
4.委任状の作成(完成後、弊社へご郵送いただきます)
5.HSBCの支店へ赴き、ATMカードの受取(提携先に依頼)
6.ATMカードをご依頼者様へご郵送(追跡可能な方法)
オプションとしまして、
ご依頼いただければ新しく発行されるATMカードのPIN番号を変更することも可能です。
なかなかこのような状況になっている方はいないと思いますが、サポートが必要であればお知らせください。
- HSBC香港 登録の携帯番号とメールアドレスの確認方法 - 2022年4月10日
- HSBC香港 日本以外の海外で引き出しできない理由とは?② - 2022年3月25日
- HSBC香港 海外で引き出しできない理由とは?① - 2022年3月18日