海外商品豆知識、登録住所と書類送付先の違いとは?

海外商品豆知識

日本ではあまり聞いたことがありませんが、
海外の保険会社であれば、登録住所書類送付先住所という概念があります。

契約する際や住所変更する際は住所証明が必要となり、そこに記載されている住所しか登録できません。
これが登録住所と呼ばれるものです。

 

書類の送付先はcorrespondence address(コレポンと呼んでいます)といわれるもので、
登録住所とは別の住所へ書類を送ってほしい際に登録するものです。

一般的には、個人で契約しているけど、自宅に書類が届いてもそのまま放置してしまうことが多いので、
会社の住所を登録しておくなどが通常のケースです。

 

 

コレポンを設定 レアケース

では、一般的ではないレアケースとは一体何でしょうか?これまでにあったケースを紹介します。

1.独身時代から証券を契約していて、これは自分のための年金だから旦那には内緒にしておきたいのでコレポンを実家に設定した。

2.奥さんには内緒で契約しているため、書類が届くと困るのでコレポンを会社に設定した。

ほとんどが、この二つのケースです(笑)

これから海外の商品を契約したいけど、今どうしても家族に知られたくない場合には、
契約時にcorrespondence address(コレスポンデンスアドレス)を設定することをお勧めします。

 

ちなみにサポートをしている経験則にはなりますが、
書類送付先を設定している方は圧倒的に女性が多い気がします。

あなたの奥さんも実はあなたに内緒でオフショア投資をされているかもしれませんよ?

 

コレポンを設定するデメリット

とても重要なことなので、コレポンを設定する場合のデメリットをお伝えします!

海外投資に限ったことではありませんが、同居されている家族が証券を契約していることを知らなければ、
契約者に万が一があった場合に、保険商品であれば死亡保険金が受け取れませんし、
保険商品で無かったとしても解約返戻金を受け取ることが出来ません。

積立商品で尚且つ支払継続中であればカードの明細などで気が付くかもしれませんが、
積立を停止していたり既に支払いが完了しているとわかりません。

殆どの場合は、家族が遺品整理をしている時によくわからない英語のパンフレットが出てきたので、
いろいろ手を尽くして調べたところ海外投資をしていたことがわかり、
更にメールを調べたら、IFAやサポート会社との何かしらのやり取りがあったので問い合わせをして判明する。
といったところでしょうか?

しかし、この時点で海外商品を持っていることが判明すると困ったことがおきます。
それは、死亡保険金の受け取りや解約返戻金の受取が、とても大変だということです。

とても大変。というのは少し語弊がありますね?
「死亡した場合の手続きを事前にしておかないと」
という前提があります。

死亡時受取人設定をしておけば、そこまで大変ではありませんので。

 

解決策

もしどうしても生前は黙っておきたいというのであれば、

・いまから遺言書を残しておく

・信頼のおける人に、自分が万が一のことがあったら家族に海外商品を持っていたことを伝えてもらう

と、これくらいでしょうか。。。

出来ることなら、包み隠さず家族には伝えておいた方が良いですよねw

 

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