HSBC香港 海外で引き出しできない理由とは?①

本日もサポート実例です。

ただ、

今回はお客様からのご依頼ではなく

友人からの突然の連絡でした。

 

海外のATMで引き出しができない

その友人は現在海外へ旅行に行っており、

その最中にHSBC香港の残高を現地のATMで引き出そうとして、

何故か引き出せず、困っているという状況でした。

今はなかなか海外に行ける状況ではないので、

海外旅行に行けているだけで、うらやましい限りではありますが、

現金をあまり持って行いかなかったようで、

本人曰く、ほぼ一文無しで海外にいるという悲惨な状況です。。

※ちなみに通常日本人が観光目的で行くような国ではありませんw

 

ちなみにその友人、数年前にも同じ国に行っており、

その時はHSBC香港の残高を現地で引き出せていたので、

今回は現金をほぼ持たずに出国したようです。

 

実際のところ、

HSBC香港のATMカードはもしもの時のバックアップ用で、

基本は日本のクレジットカードからキャッシングするつもりだったようです。

 

しかし、ここで大問題が!

頼みの綱のクレジットカードで全くキャッシングができないらしいのです。

クレジットカード自体はレストランで利用できたのですが、

ATMでキャッシングだけができないとのこと。

すぐにカード会社に連絡して、確認したところ、、、

最近カードの切り替えをした関係で、

キャッシングの枠が0になっており、

申請をしてくださいと言われたらしいのです。

ただ、申請しても最大で2日間審査に時間が掛かるとのこと。

2日どころか1日だって待っていられません!

 

もしもの時がやってまいりました!

HSBC香港の残高を何としてでも引き出さなくては、

ということで、私に白羽の矢がたったというわけです。

 

 

海外で引き出しができない理由は?

海外のATMで引き出しができない理由として

考えられるのは下記です。

 

・ATMカード自体に問題がある

・海外引き出しの設定をしていない

・残高の問題

・ATMの問題

 

代表的な理由としてはこんなところでしょうか。

それでは、それぞれどういう問題があるのか解説していこうと思います。

 

ATMカード自体に問題がある

ATMカードの問題として考えられることとしては

下記のような内容です。

・磁気不良

・有効化していない

・有効期限が切れている

 

磁気不良に関しては見た目だけでは判断できませんが、

一つの可能性として覚えておいていいと思います。

 

同様に有効化していないかどうかについても、

見た目では判断できません。

これら2つの問題に関してはATMで残高照会などして、

残高が表示されなかったときのエラーメッセージで判断するしかないですね。

もちろん残高が表示されれば、

ATMカードについては問題ないということになります。

 

有効期限に関してはATMカードに記載があります。

画像の下の右側にある03/22が有効期限ですね。

 

 

 

 

 

 

有効期限の左側が発行された日付となります。

ちなみにこのATMカードは私自身のもので、

今月で有効期限切れですね。

ちょうど先週新しいATMカードを送ったよとSMSが来ていたので、

どれくらい遅延しているのかの最新情報をまたブログに書くようにします。

 

海外引き出しの設定をしていない

こちらについてはインターネットバンキングにログインすれば、

確認可能です。

ATMカードやATM自体に問題なくても、

この設定がされていなければ、

海外では引き出せません。

※ちなみに当然ながら香港から見た海外なので、

日本も海外ということになります。

 

通常、口座開設後は0になっていますので、

インターネットバンキングもしくは香港のATMで設定する必要があります。

また、以前に設定をしていても、

しばらく使っていない間に0にリセットされる可能性もあります。

たまに確認した方がいいでしょう。

 

残高の問題

通常ATMカードで海外引き出しする際は、

HKD Savings(香港ドルの普通預金口座)の残高から、

その時の為替レートで現地通貨が引き出されることになります。

なので、HKD Savingsに残高がなければ引き出せません。

 

つまり日本で引き出す時にJPY Savings(日本円の普通預金口座)に残高があっても、

HKD Savingsに残高がなければ日本のATMで日本円を引き出すことはできません。

※余談ですが、最近何度も紹介しているMastercardデビットカードは、

マルチカレンシーのデビットカードのため、

日本円を引き出す時はJPY Savingsの残高が優先されます。

かなり便利なカードですので、

まだ取得していない方は早く申請ましょう!

HKD Savingsに残高が有るか無いかは、

インターネットバンキングなどで確認できます。

 

ATMの問題

これは以前にもブログに書いたこともありますが、

Union pay(銀聯)の使えるATMでしか引き出せないというものです。

日本でもUnion payに対応していないATMでは引き出すことはできませんし、

対応していてもATMにより1回の引き出し上限や手数料などに差があります。

 

あとは、もちろんそもそもATMの操作が間違っている、

という問題もあります。

通常英語表記がメインとなると思うので、

操作方法を間違えてしまうと使えません。

当たり前ですが。。。

 

あとがきと次回予告

ATMで引き出しができない理由として考えられることは理解できましたでしょうか?

色々な可能性がありますので、

なぜなのか分からなければ是非ご相談ください。

自分で色々やってみた結果、

口座がロックされたりするとよりめんどくさいことになりますよ。

 

ちょっと長くなってきましたので、

実際に友人が問題だったことや結末は次回のブログで説明しようと思います。

次回もお楽しみに。

 

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