海外積立 オフショア海外積立の解約申請急増中!

今年に入り、米国が利上げ&金融引き締めにかじを取ったことで

大きな下落に見舞われている株式市場。

 

これと連動して為替市場では米ドルが異常な上昇をみせ

日本円も当然のごとく大きな下落に見舞われたわけです。

 

円安の影響により、

RL360やFPI、ITA、STL等といった海外積立投資をされている方は

毎月の支払いが急激に上がったことで支払いに困窮する人が増え

今年の夏ごろには積立を停止する動きが広がりました。

その後もさらに株安と円安という動きは続き、

運用成績が振るわない事に加えて支払いの目途が立たないことで

解約という選択をする方がこれまた急増しています。

 

何故なら、運用成績は良くないけど為替が円安に大きく振れているため

円ベースでみるとプラスになる人が急増しているからに他なりません。

 

この先も何処まで株が下がるかわからないし、

S&P500日足チャート

 

30年以上ぶりの円安になったから、もうこの辺で円安も打ち止めになるだろうから!

ってことで解約に踏み切るようです。

 

ドル円日足チャート

 

確かに、S&P500のチャートを見ると完全に下落トレンドに入ってますし、

ドル円も30年ぶり以上の円安になりました。

 

ただ、そもそも海外の株式市場は10から15年くらいのスパンで大きな

調整が繰り返されてきたわけですからいずれまた戻ることが予想されます。

 

そして、為替についてはもっとよく考えるべきであると思います。

確かに先日152円まで到達した後は急激すぎる動きの影響によって

調整が入っているわけですが、

基本現状の日本経済を客観視するとどうしても円が強くなる

要因が見当たりません。

一旦落ち着けば、再度上昇傾向に戻るという事。

 

正直個人的には、

契約されている証券を停止、減額、引き出し、解約することは良いと思っています。

 

ただし!

解約や引き出しをするのであれば

解約返戻金を受け取る口座をしっかりと海外で持っていればの話です。

繰り返しますが、この先円が強くなる可能性は非常に低いです。

 

確かに今は約30年ぶりの円安でこれまで続けてきた

外貨建ての積立に為替益が出ているかもしれません。

でもここで円転してしまったら?

折角長い時間をかけて築き上げた外貨建て資産がゼロになってしまいます。

しかも、日本は時代に逆行し

外への投資を快く思っておらず一度戻してしまった円を

ふたたび外貨資産へ振り替えるのは非常に困難だということ。

 

なので、解約をするのであれば海外口座をもっている

又は持ってからにすべきだということ。

海外で受け取れる準備が無いのであれば、

運用がどうであれ為替がどうであれそのまま保有する。

乱暴な言い方になってしまいますが、

これが投資歴35年の本音です。

 

資産は国内にあるだけではこの先とても危険だという事。

もちろん海外にあれば安心なのかと言えば、

そういう訳ではなく、

何事も分散が必要だという事なのです。

 

日本の人口の数%しかやっていないといわれるオフショア投資。

なぜ始めたのか、

現在ご自身の資産がどの程度分散できているのかを

一度見つめなおしてもらえればと思います。

 

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