弊社のブログでは、海外(オフショア)投資や海外銀行口座に関する情報だけでなく、
前回の記事のようにマーケット情報についても発信しています。
そのため、為替や株式、コモディティなどの相場動向に関心を持ってくださる方も多くいらっしゃいます。
また、本ブログやSNSで保有ポジションを公開することもあるため、
「FXを教えてほしい」
「株式投資のやり方を学びたい」
といったご相談をいただくことがあります。
会社を立ち上げた当初は、できる限りそうしたご要望にもお応えしていました。
私自身、証券会社でディーラーの育成に携わっていた経験があり、
「正しい知識を身につければ資産を増やすことは可能である」
ということを実感してもらいたいという思いもあったからです。
そのため、少人数ではありましたが、実際にレクチャーを行ったこともありました。
しかし、実際に指導をしてみると、トレードの技術は時間をかけ膨大な資料を作成したとしても
言葉だけではなかなか伝わらないことを痛感しました。
マンツーマンであっても、実際に隣に座り、相場が動いている時間帯を共有しながら、
その場で判断や行動を確認していかなければ、本当に大切な部分は伝わりにくいのです。
相場は生きていると言われるゆえんでしょう。
さらに大きな問題は、指導の場を離れた途端に、自分で決めたルールを守れなくなり、
都合の良いようにルールを書き換えてしまう方が少なくないことでした。
こうした経験から、投資教育は片手間でできるものではないと判断し、
現在は個別のレクチャー依頼についてはお断りしています。
それでも私は、投資が誰にとっても資産形成の有効な手段の一つであることを知っていただきたいと考えています。
そのため、自分が一貫して最も重要だと考えている「チャート分析」については、
少しでも気づきや学びにつながればとの思いから、今でも情報発信を続けています。
とはいえ、投資やトレードにも向き不向きはあります。
これまでの経験から感じる、トレードに向いていない方の特徴は次のようなものです。
・練習を継続することが苦手
・決めたルールを守れない
・自己中心的な考え方をする
反対に、向いている方の特徴としては、
・生活リズムが安定している
・何か一つ(ゲームでも)のことに夢中になった経験がある
といった点が挙げられるでしょう。
もちろん、投資には元手が必要です。
しかし、マーケットが存在し続ける限り、知識と経験を積み重ねることで利益を得ることは可能だと考えています。
ただし、人それぞれ理想とする生活水準や目標金額は異なります。
そのため、目指す結果によって必要となる資金額も変わってきます。
また、これも長年の経験から感じることですが、「投資や投機だけで生活する」というのは、
一時的には実現できても、それを長期間継続するためには相当な努力と才能が必要です。
だからこそ私は、投資や投機はあくまでも本業収入を補完するものであり、
将来に向けて時間を味方につけながら資産を育てていく手段として考えるべきだと思っています。
結局のところ、トレードスキルを磨けば利益を生み出すことはできます。
しかし、それを継続するのは決して簡単ではありません。
そう考えると、自分自身で売買技術を極めるよりも、
正しい知識を身につけたうえで、世の中に存在する優れた投資商品を活用する方が、
はるかに効率的な場合もあります。
もっとも、その際に最も重要なのは「正しい知識」を持つことです。
なぜなら、投資に関する詐欺被害があまりにも増えているからです。
少し気になって調べてみたところ、日本では近年「SNS型投資詐欺」の被害が急増していることが分かりました。
👇
日本で「投資詐欺」の被害額を示す公式統計としては、
近年は警察庁が公表しているSNS型投資詐欺のデータが最も利用されています。
特に2023年以降は被害が急増しています。
SNS型投資詐欺の被害額推移
| 年 | 被害額 | 備考 |
|---|---|---|
| 2023年 | 約278億円 | SNS型投資詐欺として集計開始後、急増傾向 |
| 2024年 | 約1,272億円 | 前年比約4.6倍、過去最大 |
| 2025年 | 約1,275億円 | さらに高水準で推移(警察庁確定値) |


特徴
- 2023年から2024年にかけて被害額は約4.6倍に急増。
- 著名人を装ったSNS広告やLINEグループでの投資勧誘が主な手口。
- 2025年も被害額は約1,275億円と高止まりしており、依然として深刻な社会問題となっています。
特殊詐欺との比較
参考までに、2024年の被害額は
- 特殊詐欺:約718億円
- SNS型投資詐欺:約1,272億円
となっており、投資詐欺の被害額は特殊詐欺全体を大きく上回る規模になっています。
あらためて数字を見ても、その大きさには驚かされます。
もしこうしたお金が詐欺に奪われることなく、正しい知識のもとで適切に運用されていたなら、
多くの方が将来の資産形成を進めることができ、老後の生活に対する不安も今より小さくなっていたのではないでしょうか。
だからこそ、
投資を始める際には「何に投資するか」以上に、
「誰から学ぶか」
「どの情報を信じるか」
が重要なのだと私達は考えています。
















