マーケット情報 株式指数の下落。目安はどこ?

 

若かりし頃は株式専門のディーラーだった私ですが、

最近は一切個別株に手を出すことは無くなり

株に関するものに手を出す場合は指数のみです。

 

更にその中でも、

米国の三大指数と日本の指数に絞っています。

この間株式市場の下げがきつくなってきていますので、

現状どのようになっているのかを紹介したいと思います。

 

まずは、最強指数ともてはやされ

私自身も積立投資をしている

S&P500日足チャート

 

 

年明けの高値から下落が始まり、

三月の後半に再び上昇を開始するかと見せかけて

先日4,000ポイントを割り込むところまで下落してきました。

上のチャートに引いたラインでもあるように、

上段の紫ラインは意識されると思っています。

とはいえまだこのまま反発とは現在の環境から考えにくく、

下段の紫ラインまたはその一本下にある赤いラインまでは

調整が入るだろうとみています。

 

そこまで落ちてきてくれれば、

まとめてガツンと行きたいですね。

 

次は、

ダウ日足チャート

 

 

はじめのS&Pにくらべて

しっかりした動きとなっているダウ工業株30種平均

まだ前回3月に付けた安値付近での値動きにとどまっています。

コロナショック後の伸びが穏やかだったこともあるのでしょう。

青いラインまで下落するようなことがあれば、

拾ってみたいところですね。

 

 

米国指数最後は、レバナス投資という言葉も流行りの

ナスダック日足チャート

元々かなりボラティリティーの高いナスダックですが、

昨年の上昇への反動が大きく出ていて

下げがきつくなっています。

このナスダックも上記チャートに引いた

下から二番目の赤ラインがポイントになっているようで

自律反発を見せているといったことろでしょうか?

 

個人的にナスダックはボラが大きいために

他の取引をする際の指標として用いているだけで

この指数自体を売買することはほとんどありません。

特に日経225をトレードする際の目安として活用してます。

 

最後にその

日経平均日足チャート

 

 

こうしてみると3月の安値を下回っていないのは、

この日経225だけという事になりますね。

理由は簡単で、

騰がっていないからですが。

完全に上記チャートに引いてある

下落チャネルラインの中での動きになってしまって

売り屋の私としては非常にやりやすいチャートになってます。

売るタイミングを計る際にナスダックを利用しているという事です。

 

因みに現役時代も売りから入ることが多く、

日経平均が史上最高値を付けていたころでさえも

メインは売りでした。

 

話がそれましたが、

現在ロシアウクライナの問題に加えて

中国上海のロックダウン

最大の要因として米国の積極的な利上げ政策から

軟調な展開となっている株式市場。

このままリセッション入りするとも言われていて

なかなか手が出しずらい状況だと思います。

 

ただ、プロではない一般の投資家であれば、

常に利益を出し続ける必要もないわけですので、

こうした大き目な調整が入った段階から

ドルコスト平均法を活用していくことで

利益は出しやすくなります。

特に誰もが怖がって手出ししなくなった時が

最高のタイミングであることは、

歴史が証明してますね。

 

さてそれでは、

為替についても触れておきたいと思います。

 

今年に入って円安の勢いが不味いことになっているのは

ご承知の通り。

今週の月曜日には再び131円台に乗せてしまった

 

ドル円(週足)チャート

 

週足にしているのは、

以前インスタグラムで連続する陽線について触れたため

ここでもあらためて見てもらいたいという事で。

9本連続で続くことはなかなか珍しいことですからね!

 

そしていつものように、

次なる目安を見ておきたいと思います。

 

見飽きたという方もいるかもしれませんが、

135円。

今回付けた高値に仮の紫ラインを引いておきました。

ここで止まってほしいなという思いもあったりします(笑)

ただインスタグラムにも上げましたが、

今週は一旦落ち着くとみているものの

今まさに米国消費者物価指数の発表があり

 

予想値を上回ったことで

ふたたびドル高へと動き出し130円半ばまで上昇してきました。

(数字の並び:前回 事前予想 結果)

 

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