かなり浸透してきたと思われる
HSBCのモバイルセキュリティキー(スマホアプリ)ですが、
こうした電子物に弱い方は常にいらっしゃるもので
モバイルセキュリティキーを設定したはいいものの
使い方がよくわからなくて、
HSBCの口座を見られなくなってしまいました!
というお問い合わせをいただきました。
お問い合わせ本文がこちら↓
「始めて連絡します。HSBCのアプリが使えなくなりました。
引き出しもできなくて困っています。」
かなりシンプルなご連絡です(笑)
でも大丈夫!
ここからが弊社の腕の見せ所。
しっかりとヒアリングをしてお客さんの状況を把握します。
※まずはお気軽にご連絡ください。
《ヒアリングの結果》
・モバイルセキュリティキーで何度もログインをしようとして間違えた
・HSBCのインターネットバンキングのログイン情報はわかる
・ATMカードの有効期限は問題なし
・ATMカードのPIN(暗証番号6桁)はわかる
・一年位前に引き出しを行った
・最近海外商品を解約して口座内には資金はある
以上の情報をもとにサポートを開始。
Zoomをつないでのサポートとなりまずはパソコンを使って
HSBCのインターネットバンキングにアクセスしてもらいました。
するといきなりこのメッセージが表示されました。
要約すると、
ログオンのミスが多すぎるから、セキュリティコードをロックしましたよ!
ロックを解除するなら、モバイルセキュリティキーでパスワードの変更しなさいね。
それと、パスワードを使ってインターネットバンキングにはログオンはできるけど、
出来ることに制限がありますよ。
っていう内容ですね。
《サポート開始》
まずはメッセージにもあったように、
スマホをご用意いただきましてパスワードの変更を行いました。
次に、コンビニのATMで引き出しができなかったという事なので、
海外引き出し設定をチェック!
海外引き出しの設定は、
一年以上引き出しをしていないと設定がリセットされてしまうので
ご注意ください。
今回の方もご多分に漏れずリセットされていたので、
引き出しができるように変更しました。
更に、もう一つ引き出しができない原因を発見!
口座資金は問題なく有るという事だったのですが、
ヒアリング時にもあったように、
この方は海外の証券を契約していましたが、
6月に解約を行っていてHSBCで受け取りをしていました。
そのため、口座内には問題なくお金があると言っていたわけですね。
しかし、
国内でATMカードまたはMasterデビットカードを使用して
引き出しをする場合には、
HKD savingsの口座にお金が入っている必要があります。
この方は、USドル建ての証券を契約していて解約したため
解約返戻金はすべてUSDsavingsに入っていましたが、
HKD Savingsには200ドルほどしか有りませんでした。
日本円だと3,000円くらいですね。
これではいくら海外引き出し設定が問題なくても
引き出しができません。
どのくらい、引き出しをする予定なのかを伺って
USDsavingsからHKD Savingsへ両替を行いました。
そのあと、すぐに近くのコンビニへ行ってもらい
引き出しをしてもらったところ無事に引き出しができたという事で、
今回も無事に問題解決です!
それでは、念のため国内で引き出しができるATMの一部と
一回当たりの引き出し限度額をご紹介しておきます。
セブン銀行
一回の引き出し限度額 10万円
イオン銀行
一回の引き出し限度額 5万円
ローソン銀行
一回の引き出し限度額 5万円
イーネット銀行
一回の引き出し限度額 4万円
三菱UFJ銀行
一回の引き出し限度額 5万円
三井住友銀行
一回の引き出し限度額 5万円
ゆうちょ銀行
一回の引き出し限度額 5万円
※上記は2023年6月末時点での調査。
なお、HSBCが徴収する引き出し手数料が
別途発生しますのでご注意ください。
ATMカードでの引き出し手数料 50HKD
Masterデビットカードでの引き出し手数料 40HKD
これを見てもわかるように、
HSBCの口座をお持ちの方はMasterデビットカードは
マストアイテムだという事です。
まだMasterデビットカードをお持ちでないという方は、
サポートいたしますのでお気軽にご連絡ください。
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