海外投資の解約返戻金はHSBCで受け取れる?旧姓口座・名義変更時の注意点を解説
私たちは、フレンズプロビデント(FPI)、RL360、ITA(インベスターズトラスト)など、海外投資・海外積立商品のサポートを行っています。
近年は物価上昇の影響もあり、老後資金として積み立てていた資産を取り崩したり、途中解約を検討されたりする方が増えています。
その際によくいただくご相談が、
「解約返戻金はHSBC香港で受け取れますか?」
というものです。
今回は、海外投資商品の解約返戻金や一部引き出しをHSBC香港で受け取る際の注意点について解説します。
海外投資の返戻金は海外銀行でしか受け取れない?
まず結論からお伝えすると、
海外投資だからといって、海外銀行でしか受け取れないわけではありません。
近年は海外送金の受け取りを制限する日本の銀行も増えていますが、受け取り可能な金融機関は現在も存在します。
また、海外銀行で受け取る場合も、
- HSBC香港
- スタンダードチャータード銀行
などで受け取ることが可能です。
HSBCで受け取るための重要ポイントは2つだけ
- 口座が凍結・休眠状態になっていないこと
- 契約者本人名義の口座であること
基本的には、この2点を満たしていれば問題ありません。
しかし、実際にはもう一つ注意すべきポイントがあります。
結婚・離婚などによる氏名変更に注意
契約から満期まで20年以上ある商品では、
- 結婚による改姓
- 離婚による氏名変更
- 戸籍上の氏名変更
などが起こることも珍しくありません。
この契約名義と銀行口座名義が一致しないケースで、各プロバイダーの対応が異なります。
RL360は旧姓口座でも受け取れるケースがあります
現時点では、RL360は比較的柔軟に対応してくれるケースがあります。
ただし重要なのは、
契約時から銀行口座名義で契約していること
です。
具体例
契約当時は独身で、YAMADA HANAKO名義でRL360を契約し、その後HSBC香港口座も同じ名義で開設。
数年後に結婚し、SUZUKI HANAKOへ氏名変更したものの、HSBC口座は旧姓のまま。
その後、証券の名義変更だけは完了しており、解約時の受取口座として旧姓のHSBCを指定したところ、問題なく返戻金を受け取ることができました。
※上記はイメージしやすくするためのフィクションです。
フレンズプロビデント(FPI)は担当者判断になるケースも
FPIについては、少し事情が異なります。
以前はRL360と同様の対応が可能でしたが、近年は審査担当者によって判断が分かれるケースが見受けられます。
実際には、
- 交渉の結果、HSBCで受け取れたケース
- 認められず、日本国内口座で受け取ったケース
の両方を経験しています。
そのため、絶対に受け取れるとは言えず、手続きにも時間がかかる可能性があります。
ITAは名義が完全一致しないと受け取れません
ITA(インベスターズトラスト)は最も厳格です。
契約者名義と受取口座名義が完全に一致しなければ受け取りはできません。
つまり、旧姓で開設したHSBC口座へ返戻金を受け取りたい場合は、
香港でHSBC口座の氏名変更を済ませてから解約手続きを行う必要があります。
プロバイダー別の対応まとめ
| プロバイダー | 旧姓HSBCで受取 |
|---|---|
| RL360 | 〇 条件付きで可能 |
| フレンズプロビデント(FPI) | △ ケースによる |
| ITA | ✕ 名義完全一致が必要 |
HSBCや証券の名義変更は早めに手続きを
「そのうち変更しよう」
と思っていても、いざ解約や一部引き出しを行う際に思わぬトラブルになることがあります。
そのため、
- HSBC口座の氏名変更
- 証券(契約)の氏名変更
が済んでいない方は、早めに手続きを行うことをおすすめします。
IFAと連絡が取れない場合もご相談ください
- 担当IFAと連絡が取れない
- 返信が遅い
- 担当者を変更したい
- 解約や一部引き出しを相談したい
このようなお悩みがございましたら、お気軽にご相談ください。
お客様の契約内容に合わせて、最適な方法をご案内いたします。



















