海外投資の基礎知識 「騙された」って本当?解約手数料の目安と、よくある疑問まとめ

海外積立「騙された」って本当?解約手数料の目安と、よくある疑問まとめ

弊社のホームページの検索履歴を見てみると、、、

「RL360を解約したいけど手数料がいくらかかるのかわからない」「インベスターズトラストって騙されたという話を見たけど大丈夫なの?」——このようなキーワードで、弊社サイトを検索してたどり着いてくださっている方が数多くいらっしゃることがわかりました。

RL360(旧ロイヤルロンドン)やインベスターズトラストといった海外(オフショア)の積立型投資商品は、契約から数年〜十数年が経過し、解約や見直しを検討する方が増えています。しかし、契約時の説明が十分でなかったり、担当のIFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)と連絡が取れなくなっていたりして、「今どうなっているのか」「解約するといくらかかるのか」がわからないまま不安を抱えている方が少なくありません。

この記事では、よくいただくご質問をQ&A形式で整理してお答えします。


RL360の解約について

Q1. RL360はどうやって解約するの?

担当のIFAを通じて解約(Full Surrender)の申請書類を提出するのが基本の流れです。ただし、いきなり全部解約するのではなく、契約内容によっては「一部解約(Partial Withdrawal)」「減額」「Premium Holiday(積立の一時停止)」「Paid-up Policy(払込済みへの変更)」といった選択肢が使える場合があります。まずは今の契約でどの制度が使えるかを確認することをおすすめします。

Q2. 解約手数料はどれくらいかかる?

RL360の多くの契約では、契約開始から24か月間は「初期期間」とされており、この期間中に解約すると解約手数料が100%、つまり積立金がまったく戻らないケースがあります。

24か月を過ぎたあとも、初期口座部分には最大85.50%という高い解約手数料がかかる契約もあり、さらに契約から5年以内の解約ではボーナスも差し引かれます。返戻金のおおまかな目安は以下の通りです。

経過年数返戻金の目安
0〜2年ほぼゼロ
3年少額の返戻金が発生し始める
5年積立額の約半分弱が戻る見込み
10年以上回収・資産成長が進んでいく

注意: 上記はあくまで一般的な目安です。手数料率や返戻金は商品タイプ・契約時期・払込状況によって大きく異なるため、正確な金額は契約書またはIFAへの確認、もしくは無料相談での試算をおすすめします。

Q3. 解約(引き出し)にはどれくらい時間がかかる?

RL360側の処理自体は、書類提出から4週間程度が目安です。ただし、資金の受取口座によって、そこからさらに時間がかかることがあります。

特に日本国内の銀行を受取口座に指定した場合、RL360側の送金は完了していても、受取銀行側の審査で資金が止まるケースが多く見られます。実際に、ゆうちょ銀行を受取口座にしたケースでは、RL360側の処理が約1か月で完了したにもかかわらず、銀行側の確認手続き(契約書類・送金明細・送金理由の説明・電話確認など)でさらに約1か月かかり、合計2か月以上を要した事例もあります。着金までのスピードを重視するなら、HSBC香港など海外の銀行口座を受取先にする方法が比較的早いとされています。

Q4. 解約以外に検討すべき選択肢は?

全部解約する前に、減額・Premium Holiday(積立の一時停止)・Paid-up Policy(払込済みへの変更)といった代替策を検討する価値があります。ただし、積立を停止すると管理手数料が増額されるケースがあり、たとえばQuantum後期型では通常USD8の手数料がUSD24に増加するなど、満期時のボーナスにも影響が出ることがあるため、事前にシミュレーションしておくことが大切です。

Q5. 解約したら税金の申告は必要?

解約・引き出しによって利益が出た場合、日本国内での確定申告が必要になります。実際に、数年前に行った引き出しについて、後になって税務署から確認を求められたケースもあります。解約前に、税務面の取り扱いについても確認しておくと安心です。


インベスターズトラストに「騙された」のか

結論から言うと、インベスターズトラスト自体は詐欺商品ではありません。ただし、「騙された」と感じてしまう方が一定数いらっしゃるのも事実です。

なぜ「騙された」と感じる人が多いのか

  • 手数料構造がわかりにくい:初期コスト・管理手数料・解約手数料が複合的にかかるため、事前に理解していないと「思ったより高い」と感じやすい
  • 途中解約で元本割れしやすい:長期運用を前提に設計されているため、短期間で解約すると損失が出やすい
  • 契約時の説明不足:メリットを強調した説明を受けたことで、「聞いていた話と違う」という後悔につながっている
  • 商品の性質を誤解している:短期で利益が出る、自由にいつでも解約できる、といった誤解をしたまま契約しているケース
  • 相談先がわからない:海外投資特有の「困ったときにどこに相談すればいいかわからない」という不安

つまり、多くの場合問題は商品そのものではなく、契約時・契約後の「理解不足」にあります。正しい仕組みを理解した上で向き合えば、決して危険な商品というわけではありません。

ログインできない・担当者と連絡が取れない場合は?

「ログイン方法がわからない」「以前の担当IFAと何年も連絡を取っていない」という方も少なくありません。担当のIFAとの連絡が取れない状態は、実質的にサポートを受けられていないのと同じです。多くの海外投資商品ではIFAの移管(担当変更)が可能ですので、「連絡が取れないから仕方ない」と諦めず、まずは契約内容を確認できる専門家に相談することをおすすめします。


共通して大切なこと:海外投資を放置しない

RL360・インベスターズトラストに限らず、海外投資で後悔しないためには次のような点を定期的に確認しておくことが大切です。

  • ✅ 英語の通知(手数料改定・KYC更新など)を見逃していないか
  • ✅ 加入している商品名・払込額・解約時の費用を自分でも把握しているか
  • ✅ 担当のIFAと連絡が取れる状態にあるか
  • ✅ 解約控除(サレンダーチャージ)の仕組みを理解しているか
  • ✅ ご家族が契約内容を把握できる状態になっているか

まとめ

  • ✅ RL360は契約24か月以内の解約で手数料100%になることがあり、24か月以降も高額な手数料がかかる契約がある
  • ✅ 解約(引き出し)の着金は4週間が目安だが、国内銀行を受取先にすると受け取れない、または審査でさらに時間がかかることがある
  • ✅ 全部解約の前に、減額・一時停止・払込済みへの変更といった代替策も検討の価値がある
  • ✅ インベスターズトラストは詐欺商品ではなく、「騙された」と感じる背景の多くは手数料構造や商品性質の理解不足にある
  • ✅ 担当者と連絡が取れない場合も、IFAの移管という選択肢がある

「自分の契約が今どういう状況なのか把握できていない」「解約すべきか継続すべきか判断がつかない」という方は、お気軽にご相談ください。当社では、日本在住でRL360・インベスターズトラストなどの海外投資をされている方向けに、契約内容の確認から解約・IFA移管のご相談まで対応しております。

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