マーケット情報 7月の雇用統計は波乱なく通過

先週発表された米国雇用統計、

結果は非農業部門雇用者数が事前予想26.4万人のところ、

37.2万万人と予想を大幅に上回り、

失業率は3.6%と4か月連続で横ばいとなりました。

 

これを受けて、今月開催されるFOMCで

ふたたび0.75%の利上げを実施するであろうとの見方が更に強まりましたが、

米国株式市場は週を通して堅調な動きで終了しています。

 

S&P500の動きを見ると

 

 

 

先週は月曜日以降上昇が続き4連騰としっかりした展開に。

 

 

他の指数を見ても、

 

ナスダック100

 

ダウ30

 

週間ベースではどれも上昇。

 

まだ自律反発の域を出ない状況ではあるものの、

若干金利上昇に対して反応が薄くなってきたように思えます。

 

 

一方、週末の為替市場は、

雇用統計の事前予想が弱めだったこともあって

発表前は135円台の前半で推移していたドル円でしたが、

136円半ばまでドル高が進みました。

もう少しインパクトのある内容だと思いましたが、

思いのほか動きが鈍かった印象です。

ただ、今日になって一気に円安ドル高が進み

先ほど137円半ばまで円安が進んでいることから

株式市場よりは金利の動きに影響を受けるのは

間違いないでしょう。

 

ドル円

 

あらためてこうしてみると、

今年3月116円からの円安が、いかに急激なものかが分かりますね。

 

あとは再来週に開催されるFOMCで、

どのような発表があるのか注目されています。

 

 

そして、この状況下で、ひとつだけ明るめな情報としては、

原油の動きでしょうか?

 

原油先物

 

 

 

 

先週6日、経済産業省が発表した

4日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均が、

前週比1.30円安い173.60円と5週間ぶりに値下がりしたようです。

上記チャートはWTI原油先物価格の動きですが、

先週1バレル3桁を下回りトレンド転換の可能性が見えてきました。

 

 

ただでさえ、インフレが進みモノの価格が上昇しているわけですから、

せめて原油くらいは落ち着いてほしいところですね。

 

 

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