
以前の記事の続きです。
KYCアップデート
今、私たちがサポートしているお客様で、ITA社のKYC(Know Your Customer)を提出していない方が約300名いらっしゃいまして、皆さんに案内を差し上げているのですが、めちゃくちゃ大変です。。
基本的にメールを使って案内をしているわけですが、最近特にメールが届かなくなってきました。
迷惑メール
以前は迷惑メールフォルダに振り分けられてしまわぬよう、お使いになっているメールソフトで私たちが使用しているメールアドレスを連絡リストへ登録していただくことで、迷惑メールフォルダに振り分けられることはありませんでした。しかし、最近は連絡リストに入っているにもかかわらず、迷惑メールフォルダに振り分けられてしまうという事例が増えています。
私たちは常に、メールで連絡をしてご返信を頂けなかった場合には、電話でリマインドをすることを徹底しているため、お客様と全く連絡が取れなくなるということはほとんどありません。ただ、メールが届かなくなってきていることで、その分電話をする機会が増えたために、サポートに対する時間が増加傾向にあります。
KYCの提出を怠ると様々な弊害が出ることは前回記事でお伝えした通りなので、早急な対応が必要になるにもかかわらず、上記のようにサポートをする時間が増加傾向にあるのは、非常に困った問題です。
それこそ、私たちのように企業としてサポート業務を行っているのであれば、効率化を図る方法はありますが、個人もしくはグループで事後サポートの取次ぎをされている方々にとっては、大きな問題になっているのではないでしょうか?
しかも、このKYCのアップデートは基本的にお客さんにご自身のサイトにログインしていただき、手続きしてもらうわけですが、、、これが残念なことに1度で完了する方は珍しく、大抵はやり直しになってしまい、中には10回以上再提出を求められるという猛者もいらっしゃいました。
このように、一回の連絡で片が付く場合は非常に稀で、お客様はもちろんですがサポートを本業としてない個人の方が4回5回と連絡をしなくてはならなくなると心が折れそうになることもあると思います。 (;^_^A
KYCアップデートで必要となる項目
・居住地
・納税者番号
・勤務先情報
・資金源情報
※簡単な情報なのですが、専用サイトなら手続きを行う場合に入力を間違えてしまう方が多いようです。
時間は一番の財産です
ふと、この作業にどのくらいの時間をお使いなのだろう?と考えてしまいますが、私どもではご自身でアップデートをするのが面倒という方へ、多少の費用は発生しますがアップデートのサポートも行っています。こういう面倒なこと全てお任せいただくことも可能というわけです。
私どもが必要事項を全て記入して書類を作成し、あとはお客様にサインをしてもらって提出すればOKというわけです。
ITA社の契約後の事後サポートをされている方で、外注をご検討されている場合には一度ご相談ください。
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